CV/西村知道
概要
第47話において種の三者・ベルゼイ・ガートルード、レギーネ、ジュナたちが取り込んだ『プリズムストーン』の「全てを生み出す力」を制御できなくなり、それを制御する為に3人が合体、融合して誕生した闇の巨人。
その姿は金属のような質感をした全体的にのっぺりとした人の姿をした不定形生命体、分かりやすく表現するならば、後に登場する事となる映画「プリキュアオールスターズ」最初の敵フュージョンに酷似した漆黒の巨人で、声から察するに主人格は種の三者のリーダーであるベルゼイ・ガートルードであると推測される。
身長はプリキュアの2人の数倍程はあるが、ある程度は自由に大きさを変化させることが出来るようで、プリキュアたちとの戦いでは大人ほどの姿へとその大きさを変化させている。
強大な闇の力を操る事ができ、『プリキュアマーブルスクリュー』を片手で軽く防いでしまう程の力も持つ。その為、彼(?)とのバトル時は当時としては本当に小さい女の子向けかと主程のドラゴンボール的なバトルが、結構な尺度で展開される事となった。
当初は自身たちの自由とジャアクキングに成り変わり『ドツクゾーン』の支配者となるべく、彼と『プリズムストーン』を巡る争いを行っていたが、その途中で奪われた『プリズムストーン』を取り戻すべく戦いに乱入して来たプリキュアたちと対決。
その圧倒的な力で2人をねじ伏せるが、ポルンの思いによって『レインボーブレス』がプリキュアたちに届けられた事で形勢は逆転。
彼女たちの放った『プリキュア・レインボー・ストーム』を受け、その際に取り込んだ筈の「全てを生み出す力」がその力に触発され、完全に制御が利かなくなり、力を抑えきれなくなってしまう。
最後は、その事を見越して今まで戦いを見守っていたジャアクキングにより、その隙を突きを突かれ『プリズムストーン』ごと取り込み吸収されてしまい消滅してしまった。
自分達の自由を求め、好き勝手に生きようとした三人の小さな反逆はこうして憐れな最期を迎えるのであった…。