ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

竹槍の編集履歴

2010-09-09 17:32:48 バージョン

竹槍

竹槍とは、を棒状に加工し、一方の先端を鋭く斜めに切っただけのを模した簡素な武器である。


概要

日本東アジアの亜熱帯地区などでは古くから使用されている。

場合によっては槍先を火で炙って硬度を上げたり、油を塗って刺突の際の滑りを良くしたりする。

ただし、元が植物だけに耐久性は非常に低く、一度か二度刺すと使えなくなってしまうらしい。


日本における竹槍

竹の堅さと加工のしやすさに加え、竹の自生する土地の多い我が国では、戦国時代からその存在が確認されている。

主に農民などが百姓一揆なのどの強訴に打って出るときに使用され、大っぴらに武器の持てない農民にとっては貴重な戦力であった。


また明治時代以後は廃れていったが、第二次世界大戦で日本国内の物資が困窮し、本土決戦の様相が濃くなると、一般市民の武器として再び注目される。有名なのは竹槍訓練と呼ばれる連合国軍兵士に見立てた人形に竹槍で攻撃する練習で、政府指導の下でおこなわれ、士気高揚を促そうとした。


関連タグ

武器 農民 一揆 第二次世界大戦

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました