あなたも鳴神学園へいらっしゃい。…帰れなくなっても知らないけどね。
概要
ゲームソフト『学校であった怖い話』を手がけた飯島多紀哉による学園ホラー小説。
キャラクターデザイン及びイラストは、『ヘタリア』でお馴染の日丸屋秀和。
ゲーム『学校であった怖い話』と区別するためにこのタグが使われている。
児童書であるため、従来の『学校であった怖い話』シリーズに比べてグロ要素や暴力描写が抑えられている。しかし、ホラーのため後味の悪い話が多く存在する。
舞台はリアル現代。学怖から20 年近く経っており、学怖シリーズの語り部の子供たちが数人登場する。よく結婚できたなあいつら・・・。
ゲームやアパシー版の『学校であった怖い話』のことを全く知らなくても楽しめる。
しかし、シリーズファンなら、あっと驚くようなネタやニヤリとするネタもある。
また、この小説はあくまでパラレルな未来のひとつであり、舞台となる鳴神学園の設定が変わっているところがあるため、無理やり過去の作品群とつなげようとすると矛盾が生じる点もある。
ストーリー
鳴神学園……そこは、「七不思議」では数えられないくらいほどの摩訶不思議な都市伝説や、恐ろしい噂で彩られている。
そして、なぜか小等部の「6年6組」には、不思議で個性的な子どもたちが集まっていた。
ある月曜日、その6年6組に、ひとりの転校生がやってくる。
6年6組の面々は、その転校生に、学校に伝わる怪談や超常現象、あるいは自分が体験した説明不可能な摩訶不思議な出来事を語って聞かせるのだった。
ようこそ、鳴神学園へ。…私たちのコワーい話を聞いたらあなたもきっと…フフフ…