あなたも鳴神学園へいらっしゃい。…帰れなくなっても知らないけどね。
概要
ゲームソフト『学校であった怖い話』を手がけた飯島多紀哉による学園ホラー小説。
キャラクターデザイン及びイラストは、『ヘタリア』でお馴染の日丸屋秀和。
ゲーム『学校であった怖い話』と区別するためにこのタグが使われている。
舞台はリアル現代、鳴神学園の小等部。具体的な年代は明かされていないが、『学怖』から世代相当の時間が経過しており、学怖シリーズの語り部の子供たちが数人登場する。よく結婚できたなあいつら……。
児童書であるため、従来の『学校であった怖い話』シリーズに比べてグロ要素や暴力描写が抑えられている。しかし、ホラーのため後味の悪い話が多く存在する。
ゲームやアパシー版の『学校であった怖い話』のことを全く知らなくても楽しめる。
しかし、シリーズファンなら、あっと驚くようなネタやニヤリとするネタもある。
また、この小説はあくまでパラレルな未来のひとつであり、舞台となる鳴神学園の設定が変わっているところがあるため、無理やり過去の作品群とつなげようとすると矛盾が生じる点もある。
小学館の公式サイトで試し読みがある。
当初は「月曜日」から「金曜日」までの五巻で完結する予定だったが、書籍の売れ行きが思わしくなかったため「水曜日」で刊行は打ち切りとなった。
そのため、2018年よりキャラクターデザインを一新し、同人ゲームにフォーマットを移しての完結を目指す方針が発表された。
この際に正式名称も『小学校であった怖い話』に変更されている。
ストーリー
鳴神学園……そこは、「七不思議」では数えられないくらいほどの摩訶不思議な都市伝説や、恐ろしい噂で彩られている。
そして、なぜか小等部の「六年六組」には、不思議で個性的な子どもたちが集まっていた。
ある月曜日、その六年六組に、ひとりの転校生がやってくる。
六年六組の面々は、その転校生に、学校に伝わる怪談や超常現象、あるいは自分が体験した説明不可能な摩訶不思議な出来事を語って聞かせるのだった。
ようこそ、鳴神学園へ。…私たちのコワーい話を聞いたらあなたもきっと…フフフ…
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