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エジプト神、エジプト9主神(ギリシャ神話のオリュンポス12神の元ネタ)
エジプト神話主神のオシリス神(後冥界神オリオン座)の弟。オシリスを殺して主神となるがオシリス神の息子ホルスに殺害される。セト神は上エジオト地方で崇拝された地方神だったが、エジプト新王国文明が栄えると、端折られるようになり、邪神としての設定を与えられることになった。砂漠や灼熱、あらゆる暴力を司る神。
- 壁画ではロバ、牛、カバの頭であらわされる神格。
ギリシア神話
- ギリシア神話では12神に匹敵する大怪物テュポンと同一視された。
関連
BL ショタコン ゲイ ホモ・・・ホルスとセトのコンビで表されるときは当時のエジプトでは『同性愛と豊穣』のシンボルの隠語であったらしい。その後神話にも影響。(ギリシャ神話など)
ホルス・・・エジプト神、初代エジプト君主(ファラオ)。歴代のファラオ(王)はホルス神の生まれ変わり。セト神の兄オシリス神の息子。母神は女神ハトホル(後にギリシャ神アフロディーテと同一視される)父神を殺されたホルスはセト神の養子となるが暴虐を司る「セト神に股間を入れられ辱められた」という文面が存在する。そのことを恨んでホルスはセト神を殺害したのか、正義のために殺害したのかは延々と議論されることになった。
テュポン・・・ギリシア神話最強の怪物とされる。神と互角