ナナシ連中
ななしれんじゅう
特撮「侍戦隊シンケンジャー」の敵組織「外道衆」の戦闘員。読み方は「れんちゅう」ではなく「れんじゅう」が正しい。
概要
目が退化し、キバの生えた大口を常に開いているかのような赤い不気味な魚の頭部を持つ武者姿の外道衆の戦闘員。
言葉を発することはなく、外道衆の頭目である血祭ドウコクの怒りなどに反応し、三途の川の積み石の隙間から際限なく出現し、集団で人間に襲いかかる。
携帯している蛮刀を主な武器として使用するが、刺又や弓矢を使用することもあり、後に火縄銃や大筒を武器として用いるナナシ連中も登場する。
また、様々な種類が存在しており、巨大戦を務める巨大な姿の大ナナシ連中、飛行能力を持つ大空ナナシ連中、腐れ外道衆に属するクサレナナシ連中、骨のシタリが強化改造を施した強化ナナシ連中などが確認されている。
戦力的には並の人間よりは遥かに強いようだが、武芸に秀でた人間には歯が立たないらしく、劇中では志葉家の家臣・日下部彦馬に圧倒されている。
そのほか、テレビマガジンのスペシャルDVDでは人語を話せる個体が登場し、盗み出したインロウマルでスーパーナナシに変身し、映画『VSゴーオンジャー』では蛮機兵ウガッツが変形したバイクに乗ったり、OVDの『特別幕』では宇宙服を着た個体が登場したりしている。