概要
糸のような長い足で豆のような体を中空に支え、独特の姿をしている動物である。目は明暗しか認識できないので、その長い脚で周りを探りながら歩きます。
中にはダニザトウムシのような足の短い種類もある。
雑食性で、通常昆虫などの節足動物やミミズなどの小動物を捕食するが、死んだ虫やキノコなどを食べるものもある。クモ綱の中では唯一に固体の食べ物を呑み込むことができる種類である。
天敵に対する防御として、臭腺から忌避物質を分泌したり、擬死したり、足を自切することもある、切られた足はしばらく動き、天敵の注意を引きその隙に逃げます。
クモ綱の中では例外的に雄がペニスを持つ、真の交尾を行う。
外見はクモやダニに似ていますが、系統的にはサソリに近縁な動物である。
世界に4000種ほどが知られる、中でも日本のナミザトウムシは世界最大である。