人物像
裏のガンプラバトルに於いて名を馳せるガンプラファイター。
ガンプラバトルで対戦相手のガンプラのパーツを奪い、自分のガンプラを強化する事から「パーツハンター」の異名を持つ。
ガンプラバトルの才能は天才とも呼べる域に達しているが、ガンプラビルダーとしての才能は無いに等しく、それを補う為にガンプラのパーツを奪う事に執心する事を「努力」と誤認しており、目的の為には手段を選ばずバトルでパーツを奪えない場合は暴力を以ってこれを強奪する卑劣で凶悪な男。
その姿は勝利至上主義者であるエレオノーラ・マクガバンからも危険視されている程。
元ストリートダンサーという経歴を持つが、練習や努力を嫌い、また低身長故に自分が活躍出来る機会は少ないと判断し、より自分の才能を発揮出来る場所を求めてステージを降りる。その後、気まぐれで始めたガンプラバトルで大会常連を撃破した事から、自分にガンプラバトルの才能がある事を悟り、ファイターとなった。
しかし、ガンプラやガンプラバトルに対する愛着は持たず、また自らのビルダー能力の無さを悟りより簡単に強くなれる道を模索し、他人のガンプラを奪うという決して褒められない方法にたどり着き、より強いパーツを奪うべくガンプラ塾のかつての塾生達、そして二代目メイジン・カワグチを襲撃する事を企てる。
戦績
主な使用ガンプラは、他のファイター達から奪ったパーツを使いバンシィを強化した「シャッフルガンダム」。ただし、強化とパーツの増設を続けた結果、バンシィのパーツは頭部のみしか残っておらず、また奪ったパーツを平然と切り捨てるなど、そのバトルスタイルは冷徹である。
一方で、バトルで用いるガンプラはガンプラファイターに合わせて調整が施される為、無調整で流用している事からパーツの性能をフルに発揮出来ないという欠点を抱く。
パーツハンターとして、ガンプラ塾OBを含めた様々なファイター達からパーツを奪い機体を強化し、ついにはユウキ・タツヤを標的に定めるが、ガンプラへの愛の有無から来る姿勢の違いと、機体バランスを無視したパーツ構築による機体の欠点を見ぬかれ一度は敗北。しかし、その直前により強いガンプラとパーツを求めるべく、タツヤのHi-νガンダムヴレイブからアメイジングレヴを強奪した。
その後、修復したシャッフルガンダムを用いて二代目メイジンの下へ向かいバトルを挑むも惨敗。しかし、その勝利をがむしゃらに求むる姿勢を彼に認められ、アラン・アダムスの制作したHi-νガンダムインフラックスを与えられ、これにアメイジングレヴを装備し再びタツヤに挑むが、アメイジングレヴの性能を発揮する事ができず、レヴを奪還され、再び敗北した。
だが、タツヤに二度の敗北を喫しながらも諦める事はせず、二代目メイジンから彼の最高傑作であるカテドラルガンダムを与えられ、再起を狙う。
