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駐韓アメリカ大使襲撃事件の編集履歴

2015-04-07 23:59:08 バージョン

駐韓アメリカ大使襲撃事件

ちゅうかんあめりかたいししゅうげきじけん

駐韓アメリカ大使襲撃事件とは、2015年3月5日に韓国ソウルで韓国の過激活動家がアメリカ合衆国のマーク・リッパート駐韓国大使を刺傷した事件である。

概要

2015年3月5日午前7時40分頃に、韓国ソウルの『世宗文化会館』での朝食会の席においてマーク・リッパート駐韓国大使が、スピーチをする直前に乱入してきた韓国人活動家「金基宗(キム・ギジョン)」刃物で襲撃され、右あごの上に約11cm、深さ約3cmの傷と、左腕を貫通する重症を負った。


リッパート大使はバラク・オバマ大統領の上院議員時代からの側近とされ、前年に大使に任命されていたのだが、右の頬骨の下からあごと首にかけての傷は、頸動脈の1cmから2cm手前まで届いており、下手をしたら命を落としていたほどの危険な状態であり、手当てには80針が縫われたという。

また、指につながる靱帯と筋2カ所を損傷したほか、腕から小指に向かう尺骨神経の感覚神経も切断した重症であったとされ、後遺症が心配されている。


襲撃犯の金基宗は、2010年7月に日本の駐韓国大使の重家俊範に2個のセメント片を投げつけて、同席の在大韓民国日本国大使館一等書記官の女性を負傷させたが、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決に留まり収監されず、前科6犯もある過激な反米反日思想を持った危険人物である。


更に2015年3月17日の『朝鮮日報』によれば、彼が代表を務める団体『ウリマダン独島守護』は韓国政府から支援金を受けており、2000年から8年にかけて4回にわたり2000万ウォン(約220万円)が、同団体の主催する公演に支援金として出されとおり、上述の重家俊範駐韓日本大使の襲撃事件で起訴された後も、映画振興委員会が同公演に300万ウォン(約33万円)を支援していたという。


しかも2015年3月6日の『朝鮮日報』によれば、金容疑者は刃渡り25センチの凶器とカッターナイフを持っていて、改良韓服(伝統衣装を現代風にアレンジした服)と帽子を着用し、髭をはやした特徴的な格好をしており、警察および主催者にとっては顔を見ればすぐ分かる『要注意人物』だった。

しかし金容疑者はこの日、何ら制止されることなく会場入りしており、職員は「知っている」警察は「米国側から警護要請なかった」と語っている。

警備のあまりのずさんさから、一部では意図的に仕組まれた事件ではないかとも言われている。


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