もはや助けも逃げる事も期待できぬ成層圏の中、一人ブラックゴーストと最後の決戦を繰り広げる島村ジョー、死ぬ事が決定的な中フランソワーズを筆頭に仲間たちが悲観にくれる中、ただ一人飛行能力を持つジェット・リンクは親友であるジョーを一人で死なせなるわけにはいかないと、生まれて初めて神へ祈りながら成層圏まで一人助けに向かう。
最後の決戦が終わりジョーを救出するも、もはやエネルギーが尽き何もできない中、自分を離せば君だけでも生き延びられるかもしれないと言うジョーに対し、仲間として一人でお前を死なせないと言い放ち、二人抱き合い大気圏に突入し流れ星となる二人。
そしてジェット・リンクは言う
「ジョー、きみはどこに落ちたい…?」
流れが非常に美しく、後年様々な漫画でオマージュ、パロディの対象となった。009でも有名なシーン。
元ネタはレイ・ブラッドベリの短編小説『万華鏡』とされる。