概要
全ての根源元素である『エーテル』に干渉する力を持つ剣。
かつてダンバンが使っていたが、あとにシュルクが使うことになる。
正当な資格無しに扱う事はまず不可能であり、天性のセンスを持つダンバンでさえも、モナドに体がついていかず利き腕が使えなくなる後遺症を患う程の深いダメージを受けた。
中央の空洞部のガラス状のプレート内に浮かぶ漢字の文字によって様々な力を発揮する。
(「疾」で素早さ上昇、「鎧」で防御上昇、「斬」で複数敵に大ダメージ攻撃など。)
使用者の成長により発動できる文字の種類は増える。なおこの浮かぶ漢字は作中では未知の文字として扱われている。
シュルクが使用した場合は未来の予知映像を見る事ができる「未来視(ビジョン)」という能力も発揮する。シナリオ的に重大な意味を持つ能力だが、バトル面では敵が即死・致命級の技を使おうとした時に発動。「未来視」で見た映像は基本的に行動で変えられるので、カウントがゼロになる前に防御力を上昇させたり敵を気絶させたりすると「死」の未来を回避できる。
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ここからはネタバレ要素が含まれております
かつてはハイエンター皇家に仕える神聖予言官が未来視を見るために触れる、儀式上の道具であった。
だが、その後ホムスの調査隊に寄って持ちだされるが、その際にモナドの中に眠っていたザンザに命を吸われ全滅してしまう。捜索隊に参加していた両親に同行していたシュルクもその時命を落としていたが、ザンザが自らの依り代としてシュルクを選び、命の代わりとなったことで生き延びる。そして、ザンザの使徒であるディクソンの手でモナドと共にコロニー9へと運ばれた。
物語終盤、機神界中枢でディクソンの手によりシュルクが意識を失うとともにザンザが目覚め、シュルクの身体から離れ、モナドを取り上げた。
その後はザンザの武器として使われるが、禍々しい形に変貌してしまっている。
真のモナド
真のモナドは世界に生きる者一人一人が持っている光のこと。
通常は形もなく、力も無いに等しい。
上記の神剣としての『モナド』は狭義のモナドであり、本来『モナド』とはこちらを指す。
具現化しているザンザやメイナスのモナドは創世や未来視といった超常的な力を秘め、他のモナドとは一線を画する。
サンザとの決戦の際、シュルクは青い光を帯びた大剣としてモナドを具現化させた。