概要
同じ島で生まれ育った幼馴染にして親友であり、アニメ2期公式サイトでは「絶対的な信頼」と説明されている他、公式で「ピュアラブ」と言及されたこともある。
1期
2人は小学生の頃のある事件が原因で中学3年まで距離を置くようになるが、その間も相手の存在を意識し続けていた。そして1話からは指揮官と兵士として共に戦い、誤解やすれ違いを経て互いと向き合い、和解に至った。深まった信頼は戦いにも好影響をもたらし、一騎だけが自分の全身が違うものになる感覚を受け入れて危険な機体を乗りこなせるのは、「相手のために自分はこうありたい」という意識が一騎と、彼と戦闘中の感情や感覚を分かち合う総士の間に働いているためと説明されている。しかし泣き叫ぶ一騎の目の前で総士は敵にさらわれてしまい(通称「総士9連呼」。なお、総士(の中の人)もラジオで一騎9連呼に挑戦している)、仲間と救出に向かうも、総士は約束を残して砕け散り、一騎にも重い後遺症が残った。
劇場版
2年に及ぶ別離の間、一騎は心が潰れないよう期待を押し殺しながら、総士の帰還を待ち続けていた。実は彼の無意識下で心の接続はずっと続いており、総士の精神体がいわゆるあすなろ抱きに近い体勢で一騎に「お前がいる場所へ帰る」と誓っている。ところが再び戦いが始まり、「総士が帰る島を守れさえすれば、自分は帰れなくてもいい」と覚悟を決めた一騎だったが、敵との対話の果てに、島の平和と失っていた視力を取り戻す。その瞳が最初に映したのは、約束を果たした総士の姿だった。
2期
更に2年半後、2人は19歳になり(総士の食事を一騎がよく作っていると思われる描写がある)、同型機を駆る戦友として異国の地へと飛び立つことになる。