概要
カプコンから発売されているRPG「ブレスオブファイア」シリーズの主人公。
シリーズを通して主人公は必ず竜族であり、全員リュウという名前である。
本編中では選択肢以外ほとんど喋らないため無個性に見えるが、
見かけの違いや戦闘中の声、ドラマCDなどで少しづつプレイヤーに与える印象も違う
大変奥深いキャラクターである。
CV:山口勝平
ブレスオブファイアⅠのリュウ
白竜族の少年。
一族と敵対する黒竜族によって村を攻められ、姉セイラを連れ去られる。
姉を取り戻すために、また、世界征服のために女神ミリアの封印を解こうとする黒竜族の野望を止めるために、旅に出る。
旅の最中で竜族の力を身につけていくが、それ以外の特技は全く覚えない。
ブレスオブファイアⅡのリュウ
前作より500年後の世界で、前主人公と名前も同じだが、別人。人間と白竜族の混血。
レンジャー(何でも屋のような職)の少年。
あるとき、父と妹が失踪し、自身は村人に忘れ去られるという怪事件に見舞われる。
孤児として泊まった村の教会(上の事件までは自宅だった)で、同じく孤児のボッシュに出会い、以後二人で協力して生きてきた。
あるときボッシュが泥棒の濡れ衣を着せられ、
その真犯人を探す旅で世界に危機が迫っている事を感じ取る。
竜変身は一回毎のAP使い切りタイプで、最大APに近いほど各種形態に設定されているダメージ上限に近いダメージを与えられる。
竜変身以外では単体向けの回復魔法や、敵の出現を抑制する特技を習得する。
16歳。身長167cm。5月1日生まれ。
ブレスオブファイアⅢのリュウ
竜の子供。ダウナ鉱山のゴースト鉱の中でドラゴンの姿で眠っていたところ、
鉱夫らの発破で目覚めさせられ、その後暴れるも不思議な声に気を取られた隙に捕まえられる。
運ばれている最中に荷台から落ち、シーダの森で人間の姿で気絶しているところをレイに助けられる。
レイ、ティーポと幸せに過ごしていたがズルスルに騙され、馬兄弟の襲撃を受けバラバラになってしまう。
そのためか彼らが幸せだったころが描かれることが多い。
彼のみ、選択肢の一部という形ではあるがゲーム中で一人称が「俺」と判明している(青年期のみ)。
3以降のリュウは竜変身をしている間、ターン毎に変身維持のための代償がある(AP減少やDカウンター増加など)。
ブレスオブファイアⅣのリュウ
記憶喪失で身元も不明の青年。「竜眼」と呼ばれる眼を持ち、竜に変身する能力を持つ。
東大陸の街道で、巨大な竜が突如出現した後、砂漠に倒れていた。
通りがかったニーナに心配され、一緒に行動することになる。
ブレスオブファイアⅤのリュウ
地下世界の治安維持機構、レンジャーに所属する少年。下層区を担当するサードレンジャー。D値は1/8192と低め。
ある日、バイオ公社のリフトを護衛する任務の際、反政府組織トリニティに襲撃される。
リュウはリフトの積荷と共に最下層地区に落下し、相棒のボッシュともはぐれてしまう。
最下層地区からレンジャー基地に戻る途中、ディクに誘拐されそうになっていた少女ニーナを助けた。
その後の出来事からニーナが地下世界で生きられないと知り、ニーナを救うために空を目指す。
廃棄ディク処理場で出合った竜・アジーンとリンクし、適合者となる。
ドラゴナイズド・フォームになることで無敵の力を発揮するが、使用するたびにリュウの体は侵食されていく。
シリーズ内では珍しく、純粋な人間が後天的に竜の力を得たタイプ。
16歳。身長166cm。