ガミガミ魔王とは、プレイステーションのゲーム『ポポロクロイス物語』の登場人物である。
AP455年生まれ。発明とお宝が大好きで、男のロマンを追い求め世界征服を夢見る、自称「世界征服を企む悪の魔王」な盗賊。ポポロクロイス物語にて王家の財宝「知恵の王冠」を盗み出し、主人公ピエトロ王子が冒険の旅にでるきっかけを作る。
自分のアジトに複雑な迷宮や罠を拵えたり、自律ロボットを作るなど建築工学やロボット工学には定評がある。 相当な贅沢をしているらしく、部下から「生活習慣病予備軍」と陰口を叩かれている。
悪の魔王と自称する割には抜けた所が多い為、「悪役になりきれない悪役」的なキャラクターである。
敵として戦う時は決まって巨大なロボットに乗って現れる。戦闘に負けると「男のロマン」として城を爆破させる自爆スイッチを押してしまい、ピエトロたちは近くの四畳半に備え付けられたダストシュートから脱出するはめになる。一方、当のガミガミ本人は脱出ポットで魔王城から脱出を図るが、毎回脱出に失敗し、不時着したところをピエトロたちに助けられてしまう。これらはシリーズを通して一種のパターンとなっている。
攫ってきた姫にナルシアの服(自作)を着させて監禁するあたり相当変態かもしれない。
ピエトロの事を「バカ王子」と呼び、何かにつけて敵対視したがるが、なんだかんだでピエトロの行く先々に現れては冒険の手助けをしてくれる。