玉兎

ぎょくと

「玉兎」とは、日本の伝承に登場する兎である。ここでは東方Projectに登場する同名の種族のことを説明する。

玉兎とは

玉兎とは東方Projectに登場する種族名のこと。

月で生まれた人型兎のことを指す。

誤解を恐れず言えば月人達の奴隷階級の種族。あるいはペット。

基本的に怠け者が多く、噂話などが好きで、月人に比べると教養や品位に欠ける。

奴隷階級といっても労働はほんの軽いものに過ぎない。あとはお酒呑んでそれぞれの趣味（お喋りとか将棋とか）に余暇を使用する。

普段の仕事は、餅つき(儀式的意義)や月人の従者、看守、兵士など。

兵士は制服にヘルメットと銃剣を装備している…が、上記の通り怠け者でだらだらとお喋りしたりその辺の桃食べてたりとフリーダム。上司の月人が近付くと訓練しているフリをするぐらいのことはする。

これだけサボっていても紅魔館のメイド妖精に余裕で３タテぐらいはできるようだ。

玉兎固有の能力として、玉兎同士ならばどんな距離でも（月と地球、たとえ博麗大結界に阻まれようと）リアルタイムで会話が可能。ただし月⇔地上は満月に限る可能性もある。比較的オープンに(逃亡兵が盗み聞けるぐらい)噂が飛び交っているのもこのため。個人向けのメッセージも送れるらしい。

身体能力は一般的な地上の妖獣に比べると低めで、人間や月人と変わらないものを食べる。鈴仙のように特殊な能力を持つ個体もいる。

地球から移住してきたとされる月人たちと違い、種族としての玉兎の出自は明言されていない。月の原生住民なのかもしれないし、月人によって人工的に作られた種族なのかもしれない。

このほか、綿月姉妹配下の兵士たち（名無し）や、「玉兎のリーダー」（言及のみ）がいる。