魔法の森とは、東方projectの舞台、幻想郷にある架空の地名である。
設定
幻想郷で最も湿度が高く、人間が足を踏み入れる事が少ない原生林が魔法の森だ。
なお幻想郷は規模そのものがあまり広くないので、森といえばこの魔法の森のことを指す。
ちなみに里というだけで人間の里。山というだけで妖怪の山を指す言葉となる。
人間の里からの道のりは比較的マシな部類だが、森の中は人間にとっては最悪の環境で、化け物茸の胞子が宙を舞い、普通の人間は息するだけで体調を壊してしまう。
だが、一般的な妖怪にとっても居心地の悪い場所で、妖怪も余り足を踏み入れないという特徴もある。
そのため、化け物茸が放つ瘴気に耐えられるのならば、逆に隠れ蓑となって安全な場所ともいえる。
森は、地面まで日光が殆ど届かず、暗くじめじめしている。故に茸が際限なく育つ。
ここの茸は人間にとって食用に堪えうる物もあるが、見た目はあまりよろしくない。また、比較的幻覚作用を持つ茸が多い。
そもそも魔法の森と呼ばれるようになったのも、この幻覚作用をもつ茸が生える為である。
この茸は近くに居るだけで魔法を掛けられた様な幻覚を見る。
また、この茸の幻覚が魔法使いの魔力を高めると言う事で、この森に住む魔法使いも多い。
この魔法の森には森近霖之助、霧雨魔理沙、アリス・マーガトロイドの三名が生活している様子。
霖之助が経営する香霖堂は森の入り口。
魔理沙、アリスの家は森の中ほどにそれぞれ存在する。
また、アリスが「よっぽどの馬鹿は、この魔法の森を飛んで帰るとか言い出しそうだからよ」と発言していたことや、霊夢に帰り道を尋ねられていたことから、飛ぶには適さない場所だと考えられる。一方で妖精大戦争に魔法の森ステージが存在するが、詳細は不明。出口を目指して飛ばなければ問題ないのだろうか。