CV:奥村翔
概要
暗夜王国の新人騎士。
貴族出身で、幼い頃主人公(カムイ)の話し相手として連れてこられたことで出会う。主人公が幽閉されていた塔に潜り込み、彼(彼女)を連れ出して仲良くなった事がある。この際連れ出した事がばれて処罰されかけたが主人公の手で救われている。
以後彼(彼女)の幼馴染として力になる為に騎士を目指し、見事暗夜の騎士となった。
サイラスが主人公を外に連れ出した日以降、サイラスと会えなくなった寂しさから主人公は毎日泣くようになり、周りの人は別の話で気を逸らしたこともあり、主人公自身もサイラスとの記憶を封印してしまった。そのため、再会した際主人公はサイラスの事を全く覚えていなかった(が、すぐに思い出す)。
仲間想いかつ穏やかな性格で、信じるものを守る事を「騎士の誓い」として胸に秘めている。
正々堂々としたことを好み、間違ったことは許せないが、自らの非を認めた場合はすぐに謝る清さも持つ。
かなりのお人好しであり、よく人から相談を受けている。仲間が困っているとき、それを解決することを絶対に諦めない。
その諦めなさはエリーゼに「一緒に寝てほしい」と頼まれ、悩んだ末に暗夜兵に非難され縛り上げられる覚悟で了承するほど。
他にもカムイの調子が悪いのはメイドのフェリシアが失敗ばかりやらかすからと悪いデマを本人に伝えたことを謝りフェリシアのドジを直すのを手伝ったり、身体が成長しないニュクスの呪いを解こうと街で薬を買ったり、呪いを解く薬を調合したりもする(余談だが、街で買った薬は頭痛薬であり、調合した薬も言いにくいものが入っているらしく結局飲めなかったため、呪いは解けなかった)。
実家は暗夜貴族の中でもかなりの名家。
部下は騎兵隊を率いている。
ファイアーエムブレムifにおける3ルート共通で仲間になるキャラクター。
但し白夜篇及び透魔篇では一度相対することになる。
ちなみに軍の中で一番、くせ毛。実際に前髪が大きく上にはね上がっている。
ユニット性能
初期兵種はシリーズおなじみのソシアルナイト。パラレルプルフでマーシナリー。
武器も変わらず剣と槍だが、刀と薙刀も装備可能。
初期能力のバランスが良く、能力の上昇も安定している為どのルートでも活躍が期待できる。
但しHPは伸び悩む為、不意のロストに注意。
白夜篇では参戦ユニットの大半が歩兵と飛兵である為、貴重な騎馬ユニットとしての活躍が期待できる。また、剣士や天馬武者など回避主体のユニットがそろう中、数少ない守備が高いユニットであるため壁役もこなせる。
暗夜篇では騎兵職のキャラクターが多く参入する為、シナリオが進む毎に(育成が効きづらい事も相まって)出撃枠が怪しくなっていきがち。但し参入の早さを活かせば育成の幅はある方。
透魔篇では参入が遅く、味方もあらかた加わった後である為出撃枠を割かせてもらえない可能性が高い。このルートでは初期値が全味方中トップ3に入る程の高いHP、騎兵ながらアーマーナイトに匹敵する守備、それなりに高い魔防となっているため、機動力のある壁役として活躍は期待できるが、他の能力と比べると速さが結構低いのが弱点。
専用スキルは主人公のHPが半分を切ると自分の攻撃・防御が上昇する「友情の誓い」。
しかし自分ではなく主人公のHP依存である為使い勝手はあまりよろしくない。
余談
主人公の親友を自認し、騎士の誓いを立てているため、支援会話のほとんどでその名が挙げられることに。
同性で支援がある相手は、主人公の執事であるジョーカー、主人公を主君とするスズカゼ、兄弟として主人公を深く慈しむリョウマと、ほぼ同好の士で構成されている。
白夜・暗夜共に序盤で参入する上に、スキル・救出の存在もあり、歩兵ユニットである主人公と防陣の相性も良いことから、支援レベルがあがりやすく、主人公が女性の場合は、ジョーカーと並び、他のユニットに先駆けて支援S候補に上がるだろう。
また他の女性と結ばれた場合も、支援会話などで主人公の名を連呼することになり、どこかの誰かさんを彷彿とさせるキャラとなる。