概要
リージョン界の警察組織IRPOの隊員の1人。ロスターという本名はあるのだが、その破天荒な活動およびキレると手が付けられない性格から上層部にクレイジー・ヒューズの異名を付けられ、それがそのままコードネームとなって今に至る。個性的な性格ゆえに主人公候補だったが、納期の都合で見送られた8人目の主人公になり損ねた男。
経緯
彼の狂った捜査ぶりの極致と言えるものがエミリア編のオープニングだろう。自宅で倒れていた仲間のレン。犯人を捜していた彼は、同居していたエミリアを逮捕した挙句、証拠も調べずに裁判すらないまま刑務所入りさせた。
しかし本気になって取り組んだ捜査では成果を上げていることも事実であり、例えばブラッククロスの武器密輸にからんでいたシンディ・キャンベルの正体を明かしたのは、彼の捜査あってのものである。
裏解体真書の小説では他にもこうしたエピソードが追加されており、同行する隊員のラビットを長期間置き去りにしたり、レストラン内でのセクハラ行為など数々。ただほかの登場人物もいい意味で自由奔放なため、彼だけがこうしたキャラになっているわけではない。
余談だが、この小説は本来8人目の主人公になるはずだったヒューズを他の主人公達の主要イベント(主にラスボス戦)に無理矢理絡ませて一つのシナリオとして強引に総括するという破天荒な内容であり、これを元にアンリミテッド:サガのルビィ編が作られたという。
彼が主人公になっていたら作られなかったであろうことは、中々の皮肉とも塞翁が馬とも言えよう。