概要
リージョン界の警察組織IRPOの隊員の1人。本名はロスター。
短気ですぐキレてしまう性格、そしてしばしば手がつけられなくなる事から上層部に「クレイジー・ヒューズ」の異名を付けられ、それがそのままコードネームとなって今に至る。
その容赦無いキレっぷりはゲーム内でも見られ、仲間のレンを殺した犯人を探してた際には、まだ充分に容疑の固まっていないエミリアを裁判すらないまま刑務所入りさせる程。
また捜査中に遭遇したレッドをとりあえず黙らせる為に思いっきりぶん殴る等、とにかく手段を選ばない。
しかし成果を上げていることも事実であり、ブラッククロスの武器密輸調査においては、証拠隠滅の為に密輸に利用されていたリージョンシップが襲撃される事を見ぬいて潜入していたり、手を引いていたシンディ・キャンベルの罪状を明らかにしたり等活躍した。
本来彼はIRPOを中心としたシナリオの主人公として企画されたキャラクターなのだが、納期の都合もあり御蔵入りした経緯がある。
公式攻略本の「裏解体真書」では、本来8人目の主人公になるはずだったヒューズを他の主人公達の主要イベント(主にラスボス戦)に無理矢理絡ませて一つのシナリオとして強引に総括するという破天荒な内容の小説が掲載されて人気を博し、これを元にアンリミテッド:サガのルビィ編が作られたという。
彼が主人公になっていたら作られなかったであろうことは、中々の皮肉とも塞翁が馬とも言えよう。
能力
IRPO隊員標準装備であるハンドブラスターのほか、自己回復の「克己」を使える心術の心得がある。
(これは彼が入隊した頃の訓練で覚えさせられたもので、かつて同じ釜の飯を食ったルーファス(サガフロ)も習得している)
ただし得意なのは打撃系の体術で、ボコボコ殴っていた方が強い。「どつきまわす」が良く似合う。
良く見かける気がするがシナリオ上で強制的に参入するのはレッド編のキグナス襲撃時におけるゲストメンバーのみで、後のアラクーネ戦では彼無しでもクリア出来る。
レッド編以外ではIRPOに常駐しており、秘術の資質を求めるものに厄介な試練を与えてくる。