勝利、それは男のロマン。そう思わないか?
概要
リージョン「シュライク」にある武王の古墳に挑戦し、「勝利 それは男の勲章」と言ってはばからない男。そのため、印術の資質を取る為に必要な石の1つ「勝利のルーンの石」へ挑む男性主人公に限り、ここで彼を仲間にすることができる。
そんな彼だがもう1つの顔がある。それは裏組織グラディウスを率いるリーダーである。ほとんどの者にその素性は明かさないが、グラディウスが深く関わるエミリア編・ブラッククロス討伐に協力者を求めることになるレッド編ではその素性を明かす(したがってエミリア編では例外的に男性主人公でないにもかかわらず彼を加えられる)。オフではグラディウスの基地以外だと武王の古墳にいる為、エミリアからは「こんな所にいるの!変な人」と変人として認識されている。
裏組織という意味では表の警察とは当然相性が悪く、IRPOのヒューズとはよく争いを繰り広げるが、時には協力して犯罪を取り締まることもある。良くも悪くも腐れ縁であるが、かつてヒューズとは共にリージョン「京」で心術の資質を修行した仲でもある。
また、かの難攻不落の監獄リージョン・ディスペアから脱獄した最初の人間でもある。アニーやライザがエミリアを脱獄させる事が出来たのも彼からのアドバイスがあったお陰。もっとも、彼が脱獄した後にニドヘッグが解放のルーンの石柱の前に配置された為その件に関しては想定外であったが。
裏解体真書の小説ではそのヒューズと心術修行中に考えた「京の修行者はみんな弁髪」と言うジョークをクーロンのネットに流したり(これをフェイオンが真に受けて弁髪にした)、クライマックスのモンドフルボッコの現場に表の仕事のエプロンを付けたまま現れたり…ゲーム同様のクールな言動だが割と茶目っ気のある一面が描かれている。また、朴念仁の彼でもヒューズのライザへのセクハラは断固NGだったらしく、その際には激怒しながら駆け付けてライザを感激させており、ライザとのよりを戻せそうとのこと。なお、ヒューズからは度々ツケで食事されており、命からがら「また来るよ!」と言いながら逃げ去るヒューズに「もう来るなといつも言ってるだろう!」とツッコんでいる。
作中の性能
初期装備に刀と銃を装備しており、それぞれの技に加え一部の心術を所持している。
また、前述の修行の成果により心術の素質を所持している。
見ての通りバランスの良い構成となっているが、決して器用貧乏という訳でもなく全てを高水準でこなす性能を備える。
閃き適性は剣技に優秀なものが揃っており、簡単に強力な技が揃う。
適性を持たない剣技は扱い辛いカタカナ剣技が中心。丁度、彼の部下のアニーと逆の特徴である。
また、ゲンと同じく全ての刀技に適性を持つ。刀技の全てを得意とするのはゲンと彼のみである。
実は彼はサムライマニアという設定がある為、このような拘った調整をされているものと思われる。
剣技を使わせれば一級品の活躍をしてくれるだろう。
ステータス成長率はインテリ系闇稼業という設定に沿ってかINTが伸びやすくなっており、他の能力は全体的にやや低め。あまり正面勝負は得意では無いようだ。
とは言っても、同じ系統を使い続ければ関連する能力が伸びやすいというシステムなので、剣技や銃技を使い続ければ最終的にバランス良く伸びる。
剣技だけでなくINTの高さを活かし、術や銃を使わせても良い。
INTが高い=学習をし易いという事である為、早めに必要技術が揃っていくだろう。