概要
主人公の1人レッドにとって宿敵となる組織。いわゆる昔のヒーローものに登場する悪の秘密結社のような組織であり、命名由来はおそらく特撮『秘密戦隊ゴレンジャー』の黒十字軍あたりだろう(中身は結構違うが)。
メンバー
首領・首領格
- ブラッククロス首領
組織を統括するリーダー。
IQ1300を持っている天才科学者。究極の改造を目指して組織に加担する。レッドの父である小此木博士とは旧友同士。
四天王
人間をベースに、両手を機械化した怪人。小此木博士を殺した際に脳を自分の体内に埋め込み、レッドたちが苦しむようすを苦悶するさまを楽しむ残忍な性格。戦闘員たちの教育係をやっているらしい。本拠地の城はボロボロ。大雨の中で洗濯物を干しっぱなしってどういうことなの…。
下級妖魔をベースに、妖魔のメカ音痴を修正させた怪人。生まれつきの能力で格が決まる妖魔社会では一生這い上がれないため、上級妖魔に恨みを持っている。普段は「シンディ・キャンベル」と名乗り、人間の女社長として貿易会社を動かしているが、その立場を活用して武器の密輸などを行っている。
モンスターをベースに、人間が持つ技の閃きができるようになった怪人。シンロウ遺跡の裏側で暗躍し、遺跡探検に来た冒険者などを捕獲して改造戦士にしている。シンロウの仮面武闘会にも何食わぬ顔で自ら出場する大胆な面も持つ。
- メタルブラック/メタルアルカイザー
メカをベースに、武士の心を搭載した。レッドと何度も戦ううちにライバル的存在になっていく。メカだからなのか、元々の実力ゆえなのか、他の四天王と比べて復活回数が多く、復活の度に戦い方を変えている。その強化過程は、ある意味ではDr.クラインの夢が詰まった産物と言えなくも無い。
その他
どこぞのショッカーみたいな「キー」というセリフしかほぼ言わない、下っ端の尖兵たち。全身タイツ。スーツにはさまざまな色があり、色ごとに担当地域が異なる。青=シュウザー、桃=アラクーネ、黄=ベルヴァ、緑=メタルブラック、黒=各色戦闘員の手下たち、赤=首領の直属。これだけカラフルだと戦隊だって組めそうでしょ? 組みます。
ちなみに、普通に喋れる戦闘員もいる事がリマスター版で判明している(ヒューズ編レッドシナリオより)
???
全ての組織を壊滅させたかに思えた直後にいきなり登場する、この組織の本当のボス。そしてレッド編の最終ボスである。