赤「ダベレッド!」
青「ダーベー…ダベー!」(意訳:ダーベー…ブルー!)
黒「ダベ、ダベー!」(意訳:ダベ、ブラック!)
黄「ダダ、ダベ~。ダーベー!」(意訳:ダダッ、ダベ~ッ(焦り)。イエロー!)
紫「ダーベー、ダベッ♪」(意訳:ダーベー、コマンダァッ♪)
赤「究極のインダベー!ジャーク戦隊ゴイン…」
一同「ダベー!!!!!」
CV/スーツアクター:白鳥哲/高田将司(赤)、松島昭浩/矢部敬三(青)、下和田ヒロキ/草野伸介(黄)
概要
Space.27に登場。
ジャークマターの戦闘員・インダベー達のエリート?で構成された、爆竜戦隊アバレンジャーに登場する“邪命戦隊エヴォレンジャー”以来、久々の悪の戦隊(烈車戦隊トッキュウジャーでもネタとして登場しかけた事もあるにはあるが結果はお察しください)。
フクショーグン・アキャンバーの命で、オリオン号乗っ取り作戦を実行する。Space.26で、キュウレンジャー達がバーベキューをしている裏でコッソリ潜り込んでいた。
リーダー格がインダに戻り(この個体が着ているスーツは赤ジャージっぽく、なんだか余計に弱そうへ見えてくる)、他のインダベーがオリオン号の船内を逃げ回ってキュウレンジャーを引き付けている隙にメインコンピュータールームへ潜入。オリオン号の航行システムを弄る事でキュウレンジャーを母艦ごとタイムトンネルの中で彷徨わせ、333年前の時代へ到着するのを阻止しようとしていた。
因みに逃げ回っていたインダベーの中には、Space.1でシシレッドの初変身時に発生した流星群へ巻き込まれた青ラインの個体とSpace.11で巨大化したコグマスカイブルーにぶっ飛ばされた黄色ラインの個体、性別が女性の紫ラインの個体がいる。
とりあえず、目的の時代を遡り過ぎ、恐竜の生きている時代に辿りつかせる事には成功。更にキュウレンジャーサイドでは、インダベー達の処遇を巡って始まった鳳ツルギ対スパーダ及び他メンバーの口論が、仲間割れ寸前に発展していた。
好機と見たリーダー格は、ツルギへ「お前はそんな奴らとつるんでないで、1人で行動した方が良いんじゃないダベか?」「お前は相当強い奴だと聞いてるベ。そんな奴ら、お前にとって邪魔になるだけダべ」と挑発して仲違いを加速させようとしたが、「そんなこいつらを引き連れて、宇宙の平和を取り戻すのも、それはそれで伝説になる。すなわち、俺様はこいつらと一緒と戦う」と既に覚悟を決めたツルギに切り返された事で失敗。
ヤケになったインダベー達は、キュウレンジャーを倒せば一気にカローに昇進出来るかもしれないと戦いを挑む。ご丁寧に一人ずつ名乗りとポーズを決めた上で『究極のインダベー!ジャーク戦隊・ゴインダベー!』と名乗った(おまけにカットインにはドン・アルマゲの姿が入る)。
……が、最後の名乗りで、ドン・アルマゲのフィンガースナップで起こった爆発に巻き込まれ慌てふためくという、締まらないオチが付いた。
キュウレンジャーも、ショウ司令の「お前達などチェンジする必要もない!!」との号令の元、ツルギ・スパーダ・スティンガー・チャンプは変身前の姿で名乗りポーズを決め、戦闘開始……したが、ショウ司令は無理に体を動かし過ぎてギックリ腰が悪化し、その場でダウン。
しかし変身せず4対5というハンデ差があっても、力の違いは歴然。インダベー達は為す術も無く完全に圧倒された挙句、最後は5人一つ所へ纏められた上でツルギ/ホウオウソルジャーの放ったフェニックスエンドで一掃された。
ツルギ「また俺様の伝説が刻まれた」
スパーダ「容赦無さすぎ……」
余談
この悪の戦隊の名乗りポーズは戦闘員にもかかわらずキレッキレだったがそれもその筈、演じたスーツアクター5人の内4人が顔出しメンバーのチェンジしたキュウレンジャー役のレギュラー陣である為。Space.27がインダベーの証言から始まる総集編でもあり、ツルギがチェンジしたホウオウソルジャー以外のキュウレンジャーが出ない構成を逆手に取ったキャスティングと言える。
また、芸が細かい事にダベレッド役はシシレッドを演じる高田将司氏が担当したが、高田氏はこれ以前にも劇場版でインダベー役を演じている(オウシブラックがオーモ・インダベーとプロレス勝負をするシーンで、試合のレフェリーを務めたインダベーが高田氏)。
関連項目
宇宙幕府ジャークマター インダベー(のチームで結成されたフクショーグンの部下) アキャンバー
暴走戦隊ゾクレンジャー 邪命戦隊エヴォレンジャー 邪電戦隊ネジレンジャー 銀河戦隊ギンガマン…歴代の悪の戦隊達。 公式が病気
ティラノサウルス:Space.27に登場したこの恐竜のデザインは、当時の最新の学説に基づいた復元予想図をベースにしている。
合体戦闘員…こちらは悪の精鋭を自称する35人もの歴代戦闘員が集結して誕生した怪人。しかし寄せ集め故にガタガタなチームワークのせいで動きは非常に悪く、総合の戦闘力は低かった。
ゼツメイツ…獣電戦隊キョウリュウジャーに登場した強豪怪人達のチーム。悪の戦隊では無いが歴代戦隊のパロディ全開な名乗りシーンと必殺技を持つ。
因みにこのチームが全滅する前後で戦隊シリーズ初のバイオレットヒロインが誕生したのだが、奇しくもそのスーツアクトレスを演じたのがダベコマンダー役の下園愛弓氏である。
ボウケンレッド…名乗りシーンの締めの大爆発で、爆風がスーツに引火するネタ(27話・開運フォーム)をやらかした本家戦隊レッド。
王様戦隊キングオージャー…初めて本チームと同じ赤・青・黒・黄・紫の編成になった6年後の本家戦隊。ただし紫に加え、黄色も女性である。