概要
原作では人誅編の中で剣心が語る過去の話であり、「追憶ノ〜」として描かれた。
抜刀斎時代の剣心、雪代巴の存在、十字傷の秘密、不殺の理由など物語のキーポイントが明かされる内容となっている。
後に「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 追憶編」としてOVAになった。1999年に全4巻で発売。監督は古橋一浩、制作はスタジオディーン。
剣心の出生から不殺を誓うまでを描いている。
OVAは原作のギャグテイストを排除した徹底したシリアスな作風で、キャラデザも全くの別物。少年漫画テイストを大幅に削減しているため、技名を詠唱するような演出はカットされている。TVアニメでは描かれなかったような凄惨な描写も多い。風景や生活描写や美術・演出の美しさ、BGM、静と動の使い分けに秀でたそのクオリティの高さは現在まで評価され続けている。