プロフィール
概要
悪を挫き、弱きを守るヒーロー的な人物。
元々は王都の地下街出身で、「正義とは何か、いつも自分の心に問いかけて行動しろ」という両親の教えから物心ついた頃から武術と体作りに励み、町のヒーローとして治安を守っていた。
子どもの頃にいじめに耐え切れず城を抜け出してきたアクアと面識があり、連れ戻そうとした衛兵から彼女を庇ったことからアクアには感謝されている。
かなりの老け顔ではあるが、本人曰く「青年」との事。アクアは自分を助けた少年がハロルドだと本人から言われるまで気づかなかった。
本人は自分が変わり者だと思っているが、問題だらけのこいつやこの子に比べればはるかにまともである。
正義を追い求める実直な男だが、神に嫌われてるレベルで運が悪い。
歩いていると足元にいきなりバナナの皮が発生する、自警団に悪党と間違えられ追い回される、毒味したら自分が食べた箇所だけ腐っていた、ドラゴンに糞を落とされる、他にも荷馬車に轢かれる、雷に撃たれる、蜂の大群に追われる、自分の周りだけ記録的豪雨になるなど、かなり不幸。支援会話の他、マイキャッスル内でもその不幸っぷりが伺える。
その為か軍の中で一番、ド派手に転ぶ。
それでも本人はその不幸に挫けることなく人助けに励んでいる。
カゲロウとの支援会話では部屋の片づけを依頼され持ち前の不幸で彼女の創作物を台無しにしてしまったが、逆にそれが奇跡の芸術を生み出し、ルーナと買ったサイズがあわない服を雨に振られることでサイズをあわせるなど、その不幸がいい方向に傾いたこともある。
一部のファンからアゴが割れていることから「かっこいいザキヤマ」などとネタにされている。
基本的にカムイ、アクア、エリーゼなどには「様」付けだが、エルフィや他の臣下などに対しては「くん」付けで呼ぶ。
結婚すると息子のルッツが生まれる。
なお、暗夜市民のヒーローである彼がなぜエリーゼの臣下をやっているのかは不明(もっとも臣下になってからも要人警護など様々な依頼を請け負っているが)。
全臣下の中で唯一仲間になった経緯が明らかになっていない。
ヒーローの正体は秘密…ということなのかもしれない。
白夜篇では、エルフィとともに白夜軍といるエリーゼを発見しそれをカミラに報告し、カミラや彼女の臣下とともに白夜軍に襲いかかる。
しかし、主人公で会話するとエリーゼが説得してくれるため、エルフィとともに一時的に共闘してくれる(ただしNPC扱い)。
その際はどちらか一方に話しかければ二人ともNPCとなる。
ユニット性能
初期兵種はアクスファイター。過去作でいう戦士にあたる。パラレルプルフでソシアルナイトになれる。
使用可能な武器も従来どおり斧。
HP・力・技・防御が上がりやすい。
ただ、前述の「運が悪い」というのがユニット性能にまで及んでおり、幸運の初期値は0(透魔篇でも1)の上、伸びも非常に悪い。ついでに上限値も職種平均-3である。
その為、不意の必殺攻撃を喰らって折角の高いHPがパーになってしまいがち。
さらに専用スキルは「不運の塊」。
常時自身の必殺回避が-5されてしまう。ここまで不運だと最早何もいえまい…。
しかしこのスキル、同時に自分の周囲2マス以内の敵全員の必殺回避を15下げると言うとんでもない効果がある。
前述の通り技の伸びが良いため、相乗効果でこちらからも必殺攻撃を狙いやすい。
その為、バーサーカーで「キラーアクス」など必殺の高い武器を持たせて必殺攻撃を狙うといった博打型が中心となっている。
ちなみにバーサーカーでは兵種自体に必殺補正が付いているが、同時に必殺回避にもマイナスの補正がかかってしまう為、防御面でもある意味博打になる。