概要
代表的なトランプゲームの一つ。
英語圏ではオールドメイド(Old Made)と言われ、ババ抜きの名称はここから来ている。
トランプ一式52枚にジョーカーを1枚加えた53枚を利用し、
全てのカードを同じ枚数になるように全てのプレイヤーに均等に伏せたまま配る。
プレイヤーはカードを確認し、同じランクのカードがあった場合は2枚を1組にして場に表向きに捨てる。
全員、同じランクのカードが無くなった時点で最初のプレイヤーが隣のプレイヤーのカードを任意に1枚引き、そのカードを確認した上で同じランクのカードがあった場合は2枚1組にして捨てる。
同じランクのカードがなかった場合やカードを捨てた後は逆隣のプレイヤーに1枚カードを引いてもらい同じようにこれを繰り返す。
カードが無くなったプレイヤーはその時点で勝ち抜け、最終的にジョーカーを持っていたプレイヤーが負けとなる。
元々はOld Made(適齢期を過ぎた女性)ということからクイーンを1枚抜き、1枚のクイーンにはペアがない(相手が居ない)ということで名づけられたゲーム。
その為、本来のルールではジョーカーを加えるのではなくクイーンを1枚抜き51枚でプレイする。
また、アレンジルールとしてジョーカーを加えず裏返した状態で1枚を無作為に抜き、それを最後まで伏せた状態でプレイするという「ジジ抜き」と呼ばれるゲームも存在する。
こちらの場合はババ抜きと異なり終盤までどのカードがペアがない(ジジ)かが分からない。
比喩表現として運悪く損害を被る事を「ババを引く」というがこれはこのゲームからの言葉である一方で、関西弁で「最低」の意味もある。