概要
CV:石田彰
ユナイテッドサンクチュアリ(ユナサン)支部所属のファイターで、伊吹コウジがコーチを務める「チームディマイズ」のメンバー。
相手のデータ収集に長けた頭脳派のファイターで、一見社交的で穏やかな人物にもおもえるが、その内面は他人を利用し弱者を容赦なく切り捨てる冷徹な性格の持ち主。
ヴァンガードの地区大会本選の1回戦では大将を務め、綺場シオンと対戦。
試合前に偶然シオンと接触し、衣服にコーヒーをこぼされたことをきっかけにしばらく談話したことがある。友好的な言葉を並べながらも、すでにシオンについての多くの情報を会得している素振りを見せ、今回クロノの件もあり事前の情報収集に充分な時間を費やせなかったシオンの焦燥感をいっそう引き立たせる。試合においては、彼とクロノを比較しヴァンガードに対する姿勢を指摘。情報量でも精神面でも圧倒的な優勢で試合をコントロールし圧勝。この影響でシオンがヴァンガードを辞めることを決意させるまで精神的に追い込んだ。
後に行われた、ディマイズの新メンバーを公募するユナサン主催の大会にてシオンと再会。ユナサンの基本概念である「弱さは罪」に則り、平然と敗者を切り捨てる姿勢をシオンから激昂される。
シオンに対する煽りとも取れる言動が多い一方で、当の本人はシオンのことを気に入っている様子で、ユナサンで試合を行っている彼をモニター越しに興味深げに眺めたり、大会で彼にコーヒーをこぼされた衣装も大事にとっておいているらしい。こうした経緯から、Pixivでも(とくにコレ系の)シオン絡みのイラストが大半を占めている。
その後、ユナサンで開かれたスペシャルマッチでシオンと再戦。前回同様、シオンの将来の不安を煽るような言動で彼を惑わしつつ、ジェネシス特有のトリガー操作戦術などを駆使して攻め立てるが、シオンに「貴方の用意した未来は必要ない」と跳ね除けられ、敗北を喫する。しかしそれでも特に悔しがる様子はなく、いずれ再戦の機会があるようなことを仄めかして会場を去った。
更にその後、ユナサン支部からディペンドカードとそのデータを盗み出した伊吹の前に現れ、唐突にリアルファイトを始めつつ彼の目的に迫ろうとするが、「自らの意志でトリガーを引く気のないファイターなど相手にする価値もない」と一蹴される。
伊吹が去った後、「トリガーなんて俺はいつでも引いてこれるんですよ」と顔芸を披露しつつ高笑いし、伊吹とも再び会いまみえることを仄めかしていた。
デッキ・戦略
使用クランは「ジェネシス」。
前シリーズでは戸倉ミサキが第3期以降で使用していたクランでもある。
キーカードは「神界獣 フェンリル」「破壊神獣 ヴァナルガンド」。
2回目のファイトでは「破壊神獣 ヴァナルガンド」の使っての山札操作でクリティカルトリガーを3枚引くというとんでもない運の操作をやらかしてる。
彼は「対戦相手の未来が見える」故かトリガー操作などの戦略を取る。(1回目のファイトでは「幸運の女神フォルトナ」を入れている)