※正式タイトルは『ラストオカルティズム~ 現し世の秘術師』だが、当辞典ではスペース入りの記事名が書けない為この名前で既述する。
概容
儚さを帯びたピアノの旋律と、徐々に激しさを増すギターの音響で最終決戦を彩っていく。
黄昏前作品の曲と同じく、シリアスさと悲しさを旋律に込めた楽曲である。
現し世とは神道における『この世界』を表す言葉で、理想郷や楽園を表す『彼の世』とは区別される。
本作では東方の世界である幻想郷ではなく、『私達』の住む外の世界を差し示し、彼女を幻想郷の知らない秘術(超能力)を操る最後のオカルトに見立てた模様。
悲しげなメロディから楽曲が始まるのは、ストーリーモード終盤で最大の敵を前にした菫子による悲壮な決意も暗示しているようだ。