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ナムリスの編集履歴

2015-09-11 02:48:31 バージョン

ナムリス

なむりす

アニメ監督・宮崎駿の作品『風の谷のナウシカ』に登場するキャラクター。 土鬼諸侯国連合の神聖皇兄。弟であり強力な超常力者であるミラルパによって日蔭者にされていたが、ナウシカに返り討ちにされたミラルパに代わって権力を握る。

ナムリスとは「風の谷のナウシカ」に登場する人物である。

概要

土鬼(ドルク)諸侯国連合帝国神聖皇帝(皇兄)ミラルパの兄。残酷で虚無的な快楽主義者で、皇弟以上に冷酷な性格をしている。

不死不老の皇兄と呼ばれ民衆から恐れられていた。

死去した際には民衆が大喜びする様が描かれており、死してなお配下からの忠誠が残っていたミラルパとは対照的。


弟のミラルパのような超常の力を持たなかったために、100年以上もミラルパに実権を握られ続け、日陰者にされていた。だがナウシカを倒そうとして返り討ちにあったミラルパを謀殺した後、不死の人造生物ヒドラを率いて帝国の実権を掌握し、今までの憂さ晴らしと言わんばかりに活動を開始する。


活躍

帝国の実権を握った後に土鬼の生き残りと合流し、手始めに弟の下で権勢を振るっていた僧会の僧たちを大量粛清した。

その後、“土鬼トルメキア二重帝国”を創り上げるべく、以前より面識のあったクシャナとの政略結婚を図る。そして、遊び半分で育てた巨神兵を用いてトルメキア侵攻を企てるが、ナウシカの妨害、巨神兵の暴走、クシャナたちの反乱によって失敗。さらに巨神兵の暴走によって内臓を引きずるほどの重傷を負う。挙句の果てにクシャナによって首だけの姿にされてしまう。だが、ヒドラとの移植手術を繰り返していたため、そのような状態になっても死ぬことはなく、会話も可能であった。

最後は、首だけになったまま旗艦から転げ落ち、“面白くなってきた世界”を見られないことを惜しみながら雲間に消えていった。


余談

風の谷のナウシカにおいては、物語後半の一時期のみに登場する人物だが、際立って個性的であるためか、ファンは決して少なくない。

他の登場人物が大なり小なり迷いや葛藤を抱えているのに対し、彼だけはそういったものがさっぱり無く、シンプルに欲望の赴くままに生きているためか、劇中でもある意味異質な存在として描写されている。

宮崎駿のキャラクターの中でも珍しい、清々しいまでの悪役たる悪役である。


関連イラスト

恐怖と歓喜の火のような日々神聖皇帝

ヒドラの王

関連タグ

風の谷のナウシカ

土鬼 ヒドラ

ミラルパ クシャナ ナウシカ

巨神兵 オーマ

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