一口に「引退試合」といっても選手によって大きく異なる。野球選手の場合、投手では一人の選手と相対するケース、野手では一打席のみに出場するケースとスタメンに名を連ねるケースがあり、人それぞれである。
たとえば、そのチームが優勝を争っている場合、いくらチームに貢献した名選手でも「引退試合」が割愛されついに行われなかったり、翌年のオープン戦に先送りされることもある。
最後によく知られた名選手の引退試合をあげておく。
- 原辰徳(巨人軍)…1995年10月8日の広島戦で引退試合を行い、4番サードで出場、現役最後の本塁打を放った。
- 初芝清(千葉ロッテマリーンズ)…2005年9月に引退表明、その後もチームの4番に座りつづけ、日本シリーズに出場し日本一になり、その後、行われたアジアシリーズの優勝にも貢献、有終の美を飾った。