概要
白衣を着た老人の姿をしたレプリロイド。
前作『ロックマンX5』におけるスペースコロニー落下事件によって世界が荒廃した後、生き残ったレプリロイド達にナイトメア調査員の元へ集まるよう、演説を行った。
口では「ナイトメア現象の原因を解明し自分達の未来を切り開こう」と言ってはいたが、その正体はナイトメア事件の黒幕であるゲイトの側近であり、調査員の元に集まったレプリロイドにナイトメアウィルスを植え付けるのが真の目的であった。
ゲイトの命令に対しては忠実に従っているが、同時にゼロに対して異常な執着心を抱いており、ゲイトからも不審がられていた。
ゼロがハイマックスを倒すと、仲間が敗れたにも関わらず「エックスでも勝てなかったハイマックスを倒すとは」と狂喜する。
そしてゼロをプロテクトで一時的に金縛りにすると「また会おう」と言い残し姿を消すが…結局その約束は果たされる事はなかった。
逆にエックスがハイマックスを倒すと「オールドロボット」と激しく声を荒げて罵倒する。
その最期
復活したシグマによってゲイトが止めを刺された後、アイゾックの死体が唐突に発見される。
そしてエックス(またはゼロ)は死体を放置したままシグマの元へ向かってしまい、以後アイゾックは完全に忘れ去られて終わる。
なぜ死んだのか、どういう経緯でゲイトに従っていたのかも不明のままで、結局彼は主人公と直接対決することもなく、謎を残したまま消えて行った。
その正体?
その顔付き・声優が同じである事・「ゼロの事は私が一番よく知っている」と発言している事などから、Dr.ワイリーと何らかの関係がある模様だが、公式には明言されていない。
また同じくワイリーとの関係が疑われるサーゲスとの間柄も不明で、サーゲス本人が復活した姿なのか、別個体なのかどうかさえもわかっていない。
ゼロがライト博士に「気が付いたらボディが治っていた」と発言している事と、アイゾックがゼロを指して「あの程度で死にはしない」と言った上で行方を探している描写があることから、少なくとも彼自身がゼロのボディを修復したわけではない模様。
ライトはゼロを製作したのがワイリーである事を気付いていた節があるので、もしかするとゼロを修復したのは実はライトであった可能性も否定できない。
そして本作を最後に、ロックマンXシリーズではワイリーを思わせる描写自体が一切登場しなくなってしまった。
