pixivのネタ絵で(サムネで)隣り合った絵に矢印で突っ込みを入れたりするのがあるが、JBSでも定番のネタの1つであった。時代や場所は変わってもネタ職人の考えることはあまり変わらない。
数あるコーナーの中でもテーマを出してそれを題材にしたイラスト投稿コーナー『ミスJBSコンテスト』はクオリティの高い美少女イラストが数々投稿される名物コーナーのひとつであった。実際、ここのコーナーだけの常連や、こっそりプロの現場で活躍していた人物が投稿していた事も密かに話題となっていた。とはいえ名だたるジャンプ放送局の常連でも採用がされにくいほどの採用率は極めてシビアであり、当時は雑誌でのイラスト投稿コーナーを持つ読者コーナーのなかでも指折りの一つには入るほどの知名度を持っていたという。もちろん、投稿は官製はがきのあのサイズでの投稿である。
ジャンプ放送局終了後はこのコーナーを発展させたイラスト投稿雑誌『チョコバナナ』をさくまあきらが自費で出版することとなる。
僅かながらではあるが、かつての投稿戦士(ハガキ職人)の中にはpixivに投稿している者も存在する。
なお、掲載当時は数々の漫画とアンケートで戦っていて、その上で人気の落ち込みで終了することはなかった名物読者コーナーであった(終了理由は監修していたさくまあきらの健康問題から)。
2015年現在でも週刊少年ジャンプの読者コーナーの歴史において長期だったのはこのジャンプ放送局がダントツであり、次いで長期だったのは1970年代に存在した読者コーナー「ハレハレ笑学校」が約10年ほどである。この記録はいまだに集英社はおろか他社の漫画雑誌の読者コーナーでも打ち破られていない。
ジャンプ放送局終了後に後継として「ジャンポスト」が始まったのだが、ジャンプ放送局の圧倒的人気には及ばずにわずか1年ほどで終了し、しばらく週刊少年ジャンプには読者コーナーが存在しなかった時期があった程である(前述にある読者アンケートが少年ジャンプでは鉄則である為その影響が災いしたと思われる)。
2015年現在絶版であり、電子書籍化を含む復刊の動きは無い。投稿作品の権利問題とする説があるが、投稿作品の諸権利は通常出版社が持つので実際の絶版理由については不明。