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アグニの編集履歴

2010-11-05 02:23:17 バージョン

アグニ

1.インド神話に登場する神。

2.デジタルデビルサーガのキャラクター。

3.黒執事の登場人物。

4.インドの弾道ミサイルの名称。


アグニ(Agni)はインド神話に登場する神。

アグニは火神であり、太陽、電光、祭火など世界に遍在する全ての火を象徴する存在で、ヴァイシュヴァーナラ(普遍的なもの)の名でも崇められる。浄化とも強く結びつき、天則(リタ)を犯す者、悪魔を容赦なく焼き払う神でもある。

「リグ・ヴェーダ」では讃歌がインドラに次いで数が多く、その量は全編の五分の一をしめる。アグニは祭場で燃える火になぞらえられ、黄金の顎と歯、炎の髪、二面の顔、三枚(七枚)の舌を持って祭火に投じられた供物を味わうとされる。供物の中でも特にグリタというバターの一種を好み、アグニは捧げられた供物を神々の下まで運ぶ天地の仲介者でもある。

ブラフマーの創り出した蓮華から誕生したという逸話もあるが、またアグニは天地両界に属するものとして雨や水脈から生まれる、木や鉄石の摩擦から生ずるなど二重の出生を持つ存在とされる。さらに誕生後、両親を焼き殺したという日本神話のヒノカグツチにも似た異伝も持つ。

人間に対しては体内における消化、憤怒、思想の火とも関連づけられ、信仰者を保護し子孫繁栄をはかる恩恵の神である。

神像として恰幅の良い赤い身体に牡羊に乗る姿で表される。


アグニの起源は、印欧語族の文化で重要視された“炉の火”が祓魔の力を持つものとして神聖視され、供物を投じられて奉仕されたことが始まりとされ、薪木・香料・動物の脂肪が捧げられた。語源に関してもラテン語の“イグニス(ignis)”と同根で、ゾロアスター教の火神アータルと同一視される。

時代が移ると共にローカパーラ(護世神)の南東の守護神としての地位を保つだけになり、仏教に取り入れられてからは十二天の一つ、火天となった。火天は赤い体、白い髪、四本の腕をもつ火中に座す仙人の姿で、右に三角印と数珠、左に水瓶と杖を備える。

また阿耆尼(あぎに)とも書かれる。


デジタルデビルサーガのアグニ

主要キャラクターの一人、ヒートが変身する悪魔

その姿は火炎のように赤い体と四角錐の棘が身を鎧い、双頭と頑健な体躯を備える。

戦闘では、両手の指の間から生ずる伸縮自在の三本の鉤爪を使って攻撃する。それ以外にも屈強な肉体を利用して、ショルダータックルなども用い、勝利時にドラミングをするなど所作に荒々しさが目立つ。

アイテムの取り出し、ブレス系スキルでは右頭部の口、針系物理スキルでは左頭部の口を利用している。


神話の火神としての性格を反映して火炎属性の魔法に長け、力・体のパラメータの上昇率が高い。

アグニらくがき 

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