概要
『レッドマン』の主人公、レッドマンがあまりに残虐な事から、ファンから勝手につけられた愛称。
というのも、特に何もせずにぶらぶら表を歩き回っている怪獣を見つけるや否や「レッドファイト!」と叫んで一方的にケンカを売り、逃げようが延々追いかけ続け、武器を片手にボコボコに痛めつけ、最後は殺害するというお決まりのパターンを見ればそれがあながち的外れではないことが分かるだろう。
怪獣が最初からレッドマンに追い掛け回されていることもしばしばあり、ナレーションも戦闘時にはまったく無くやたら不気味なBGMが流れるだけなので、冷静に見てみればチャージマン研やブロッケンマン以上のド鬼畜にしか見えない、と言うのもある。特に円谷プロが後に『ウルトラマンコスモス』『ウルトラマンX』などの「撃つな! 怪獣だって友達だ!!」路線を進めていった昨今から見れば、レッドマンが絶滅危惧の怪獣を狩りまくる密猟者に見えて仕方ないのも無理はないだろう。
…でもまあ、それでも公式では「心優しい正義の人」なんですよ、今でも。