概要
王下七武海の一人であるドンキホーテ・ドフラミンゴが所属するドンキホーテ海賊団の最高幹部。
スペイン語でトランプのダイヤを意味し、ドンキホーテ海賊団内では最高幹部の称号の一つであるために本名では無い。
プロフィール
能力
悪魔の実 | ヒラヒラの実 |
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解説 | 自分や触れたもの全てをはためかせることができる。 |
種類 | 超人系 |
旗(フラッグ)人間。鋼鉄をもはためかすことができるが、あくまでも原型をとどめていないだけであるために物質の元々の重さや硬さは変化せず、布などと油断して攻撃を仕掛けた相手に強烈な一撃を与える事ができる。また、この能力を応用することで道具を収納して持ち歩けるようになり、自分自身をひらひらにすることで風に流されて移動することもできる。
この他にもドンキホーテ海賊団の中では特に剣術に長けており、正面を広範囲に渡って斬る斬撃を放つなどの強力な剣術を使う。また、現王下七武海であるトラファルガー・ローが海賊団にいた少年の頃は剣術の師匠を務めていたために実力もかなり高い。
技
闘牛(コリーダ)グレイブ
まず剣を能力でひらひらにして腕に巻き付け、牛のような形状にして「ロック」し、そのまま殴るように攻撃する。
陸軍旗(アーミーバンテラ)
地面に対して能力を行使し、足場を悪くする。
ディアマンテ自身も動きにくくなりそうだが、その場から動かずとも能力を利用した他の技や自前の剣技で充分に応戦できる。
蛇の剣(ウィーペラグレイブ)
能力を行使した件で突きを繰り出す。
ひらひらになった剣は蛇行するように軌道を逸らすが、その見た目に反して硬度は剣のままなために突き刺されば十分な殺傷力を持つ。
解放(ヒラリリース)
自分の指定した物体に行使していた能力を解除し、本来の形状に戻す。
死の星屑(デス・エンハンブレ)
ひらひらにして隠し持っていた花火筒から同様にひらひらの状態の無数の棘付き鉄球を打ち上げ、それに対して”解放”を行使し、雨あられと降り注がせる。
一個でも急所に直撃すれば致命傷となりかねず、生存は困難を極めるためにディアマンテ自身は巻き込まれないように鉄の傘でガードする。
性格
基本的に謙遜する性格だが、それに乗っておだてを止めるとその謙遜を撤回して態度をデカくする。また、ONE PIECEのコミカルな悪役の例に漏れずに後述するような行動を取る残虐非道な一面も持ち合わせている。
活躍
初登場はドンキホーテ海賊団の本拠地を舞台にしたドレスローザ編で同海賊団の最高幹部の一人として登場し、10年前に発生した先代王家のリク王家から王権を奪い取るクーデターに参加しており、同じ最高幹部のトレーボルとピーカの三人で同国の軍隊を潰滅させた。その後、先代国王の孫であるレベッカとその母であるスカーレットを襲撃し、その際にスカーレットを銃殺した。
コロシアムでの戦いではレベッカにスカーレットを殺害したという事実を告げて精神的に動揺させたが、最終的にはサボによってリングを破壊された際の隙を突かれてしまい、結局はメラメラの実を明け渡してしまう。
ドレスローザ混乱後は花畑でキュロスと因縁の対決を繰り広げる。
戦闘中にレベッカに剣を向けたり、片足に銃弾を撃ち込んで不利を取らせる等の卑劣な手を使うが、その事が彼の逆鱗に触れてしまい、最終的にはキュロスが放った渾身の剣撃「雷の破壊剣(トゥルエノ・バスタード)」を受けて敗北し、直後に背後にあったスカーレットの墓標に頭をぶつけて倒れた。