誘導分岐
- NTTドコモが1999~2000年に発売した携帯電話端末。
- 京王電鉄が2014年から販売している定期券。→参照
- 前後どちらからも履くことができるスリッパ。→参照
- 工具の一種。→参照
- 新宿2丁目では「両刀遣い」の人をこう呼ぶらしい。(要出典)
本稿では1について説明する。
ドッチーモ(NTTドコモ)
1999年にNTTドコモが発売した、携帯電話とPHSの機能を1台にまとめた端末。
当時地下のエリア化が遅れていた携帯電話と、屋外でのエリア化が都市部に限られていたPHSの、両方の長所を併せ持ち短所を相互補完する特徴がある。
ただしその分利用料金が高く、携帯電話とPHSの各料金プランを組み合わせるか、両方をまとめた一体型プランでの契約となった。
第一世代「ドッチーモ」
携帯電話は音声通話とショートメール、PHSは音声通話とデータ通信、電話番号ベースの短文メッセージサービス「きゃらトーク」に対応。
SH811
シャープ製。
N811・831
日本電気製。N831は携帯電話契約がプリペイド対応。
P811
松下通工(パナソニック)製。この機種のみPHSと携帯電話の同時待受ができなかった。
第二世代「スーパードッチーモ」
第一世代の各機能の他、iモード(メール・Web)とパルディオEメールに対応。
SH811i
シャープ製。ストレート型でドッチーモ唯一のカラー液晶。
電話番号ベースの長文メッセージサービス「きゃらトーク」にも対応。(N/P821iは非対応)
N821i
日本電気製。当時流行しつつあった折り畳み型端末。ただし液晶はモノクロ。
P821i
松下通工製…ということになっているが中身はN821iと同じで形状がストレート型。
ドッチーカ
元々はP811が「ドッチーモ唯一の携帯電話/PHS同時待受非対応」であることから付けられた別称だったが、後に日本通信がドコモ回線を用いたMVNOデータ通信サービスで付けていた。
これが転じて
誘導分岐の2以降はおそらく1からの転用であると思われる。