概要
2015年12月の京急ダイヤ改正で運行を開始した京急本線および久里浜線の新種別。
上りの2本が設定されている(モーニング・ウィング1号は品川行き、2号は泉岳寺行き)。
本改正以降、ウィング号の着席整理券は300円に値上がりとなった。夕方のウィングも然り。
ちなみに、どの区間から乗っても着席整理券の料金は300円で統一されている。
この列車のコンセプトは、「三浦・横須賀方面からの着席を保障する」というものであり、
やはり京急第1位の乗降人数を誇る横浜駅はウィング号の例に漏れず通過してしまう。
ここでも遠近分離は行われているといえよう。
これにより、京急久里浜線内の優等種別が実に19年ぶりの復活となった(上り朝のみだが)。
使用車両
停車駅
先行の夕方ラッシュに走る京急ウィング号とは停車駅が異なる。
乗車できる駅と降車できる駅に大別されており、乗車駅での降車はできない。
乗車駅
降車駅
乗車時の注意点
平日夕方ラッシュ時~夜間ダイヤに運転されるウィング号は
品川~上大岡駅間ノンストップ、上大岡から横須賀方面は快特の停車駅
として運転してきた列車である。
しかし、こちらは快特とは別の列車として運転されるために
乗車駅が限られる上に一度乗ったら品川までは降りられないため、
乗車する際はくれぐれも注意しておきたい。三浦海岸~上大岡まで使いたい・・・
という人はこれには乗らず快特や特急に乗車しましょう。
なお、始発~上大岡駅到着までは1~4号車のみの利用で、5~8号車は利用できない模様。
上大岡駅からは全車両が利用可能になる(つまり現行の運用では、かぶりつきには上大岡駅を
出ないと座れない)。