概要
物語開始当初、「牙鬼軍団の小姓」を自称して、牙鬼幻月の復活を目論んでいた九衛門。しかしその真の正体は幻月と側室との間に生まれた牙鬼家の長男で、幻月により死ぬ寸前に現代の時空に飛ばされていたのである。この事については、幻月が明かすまで晦正影や有明の方も知らなかった。
また正影によると、幻月が死ぬ間際に放った「444年後妖怪となって再び世界を恐怖で統一せん」という予言には続きがあり、「その全てを自分の子息が果たすであろう」と残していたという。正影と有明は当初、牙鬼萬月の事だと思い込んでいたが、幻月が復活して全てを悟った際に、久右衛門の事と思い直す様になった。
余談
名前にある新月とは、月と太陽が重なる時に起こる現象の事。