名古屋ガイドウェイバス
なごやがいどうぇいばす
名古屋市守山区に本社を置く第三セクター企業
路線
ガイドウェイバス志段味線、愛称ゆとりーとラインを運営する。専用軌道区間は大曽根駅-小幡緑地間で小幡緑地駅から先は一般道を走る。
将来的な新交通システムへの転用を見越して全線が高架橋で作られ、建設費用が1kmあたり54億円とガイドウェイバスにしては高額。
車両
名古屋ガイドウェイバスとしては以下の車両を保有しているが、管理は名古屋市交通局に委託されている。路線バスにガイドウェイ区間走行用の案内輪を追加装備したもので自動車としての型式番号を持っているが、法律上は無軌条電車の扱いなので鉄道車両としての形式名も存在する。ただし動力から見ると気動車になる。
開業時導入された車両
GB-1000形気動車
メーカーは三菱ふそうで型式はエアロスターKL-MP35JM改。開業時は既にノンステップバスやワンステップバスが広く普及していた次期だが案内輪を格納する関係上ツーステップバスとなった。変速装置はアリソン社製トルクコンバータ式5速オートマチック。
GB-1100形気動車
GB-1000形とほぼ同一だがこちらは車いす用リフトを備えている。
GB-2100形気動車
GB-2000形に車椅子乗降用リフトを装備したバス。
車両更新
同じ時期に名古屋市交通局に導入された路線バスは車齢18年まで使用する事が決められていたが、運行効率がよく、走行距離も長くなったので車齢12年で更新となった。
GB-2110形
メーカーは日野自動車で型式はブルーリボンシティハイブリッドLJG-HU8JLGP改。ハイブリッドバスで、車いす用リフトを装備している。変速装置は5速フィンガーシフト式マニュアルトランスミッション。