二穴放尿を行うふたなりとは?
ふたなりは男性器と女性器を共に持つが、一般的にはペニスを持つ女性であるとされている。
ふたなりのペニスは鈴口から精液しか出ない場合、尿や精液が出る場合、尿のみが出る場合が存在する。
ペニスから尿も精液も出ない場合は、そのペニスはおちんちんではなく、「女の子のおちんちん」であるクリトリスであり、肥大化していたとしても女性器の一部である。
ペニスを持つふたなりの場合、女性器の尿道口の有無があるが、女性器に尿道口が存在する場合は、尿が出うる穴が二つ存在することになる。
放尿の際に、両方の尿道口から放尿することを、二穴放尿と呼ぶ。
二穴放尿の特徴と問題
二穴放尿とはいえ、どちらの穴から多くの尿が出るかは個人差がある。
ペニスは勃起すると尿道が圧迫されて尿が出にくくなるため、ペニスが勃起させて尿の大部分を女性器の尿道口から排出させるテクニックがある。
しかし、放尿の前にペニスと言う男性器を勃起させるための自慰行為を行うことに抵抗を持つふたなりも多い。
せんずりなどのペニスへの刺激ではなく、女性器への刺激によってペニスを勃起させる方法の方が心理的な抵抗が弱いため、一般的な方法であるとされている。
また、クリトリスが有るふたなりは、ペニスが勃起すると同時にクリトリスも勃起するが、それによって女性器の尿道口が広がって、尿が飛びやすくなる効果もあるとされているため、放尿前に自慰行為を行うことには多くのメリットが存在する上に、感度の高いクリトリスへの刺激であるクリオナならば、ペニスやクリトリスを短時間で勃起させられる。
二穴放尿で問題になるのは、以下の二点である。
- ペニスで女性器の尿道口が圧迫されて女性器から出るおしっこが飛ばずに股に這うように流れて太ももを汚すこと
- 女性器の尿道口を圧迫しないようにペニスを上向きにすると、ペニスから出るおしっこが上に飛んで衣服を汚したり便器の外に放尿してしまうこと
また、ペニスからの放尿は立ちションが行いやすいが、女性器からの放尿は座った状態で行いやすいため、二律背反となってしまっている。
この問題を解決するため、二穴放尿を行う場合には特別な工夫が必要となる。
以上の問題以外にも二穴放尿と関係ない問題として、ペニスが仮性包茎の場合はおしっこを飛びやすくするために包皮をむいて亀頭を露出させておく必要があることに留意しなければならない。
これにはチンカスをためにくくするメリットも有るが、ペニスを勃起させる必要がある場合が多い。
男性用の小便器を使う場合
一般的な立ちションの場合
男性用の小便器を使う場合は基本的に立ちションのとなるが、女性器からの放尿で太ももを汚さないような工夫が必要となる。
まず、太ももを尿で汚さないようにするためには女性器の尿道口を広げる必要があり、そのためには脚を大きく開く必要がある。
女性器からの放尿は前よりも下に飛びやすいため、パンツを汚さないようにするためには、男性の立ちションのようにパンツを下ろすだけではなく、パンツを脱ぐか片足パンツの状態で行うことが推奨される。
そのため、ズボンを着ている場合は放尿前にズボンを脱ぐ手間がかかる。
スカートを履いている場合は、スカートは脱ぐ必要がないが、たくし上げなければペニスからの放尿でスカートを汚してしまうため、スカートの先端をペニスの根元に引っ掛けるようにしてペニスをスカートの外に出して立ちションを行うのが良い。
また、女性器の尿道口を広げるためには、脚を大きく広げるだけではなく、ペニスを下に向けずに持ち上げることが必要となる。
ペニスを持ち上げすぎると、ペニスから出る尿が噴水のように吹き上がって、尿が便器の外にかかったり、衣類を汚してしまう可能性がある。
そのため、ペニスは地面から45度以上は持ち上げないようにして、上方向ではなく前方向におしっこを飛ばすことを心がける必要がある。
この場合は、放尿が終わった後はペニスに残るおしっこを出すためにしっかりとペニスを振って尿を切る必要がある。
他に男性用小便器を使う場合に注意しなければいけない点として、女性器から出る尿を小便器の中に入れるため、男性用の小便器のふちと開いた太ももが接触するほどに近づいて放尿を行う必要がある。
しかし、その場合はペニスからの放尿の勢いが強いと、小便器から反射して衣服を汚してしまうので、尿の勢いを強くしないように少しずつ放尿する必要があるがペニスが勃起状態ならばさほど気にせずに済む。
立って後ろ向きに放尿する場合
立ちションではあるが、一般的な方法ではなく小便器に対して後ろ向きに放尿する方法もある。
この場合、ペニスを持ち上げすぎると女性器の尿道口が圧迫されて、女性器から尿が上手く飛ばなくなるが、ペニスを持ち上げないとペニスから出るおしっこが小便器に届かないと言う問題がある。
しかし、この方法ならばズボンをずり下ろすだけで足からズボンを脱がずに放尿することも可能である。
座ってする場合
床まで伸びている男性用の小便器ならば、立たずに放尿することも可能である。
男性用小便器の底面の上に腰をつけずに跨って、放尿するやり方である。
この場合も立ってする場合と同じように脚を開くこととペニスを持ち上げることが必要となるが、パンツを下ろすだけで、女性器から出るおしっこがパンツを汚さないで済むため、パンツを脱ぐ必要がなく、後ろ向きに放尿するようにズボンを足から脱がずとも済むメリットがある。
女性用小便器-サニスタンドを使う場合
サニスタンドを使う場合は、簡単に二穴放尿を行える。
中腰になって女性器から出るおしっこを後ろに飛ばし、ペニスから出る尿を前に飛ばすせば、ズボンでもスカートでも特に工夫の必要なく放尿を行えるし、パンツを足から脱ぐ必要もない。
一般的な女性用のトイレを使う場合
一般的な女性用のトイレを使う場合は女性器から出るおしっこで太ももや衣服を汚すことはないが、ペニスから出るおしっこを制御することが課題となる。
和式トイレの場合
和式トイレならば、ペニスを持ち上げなければ女性器から出るおしっこでペニスを汚してしまう。
しかし、ペニスを持ち上げすぎると和式トイレの床に向かって放尿してしまう。
そのため、腰を落とさずに中腰になってペニスから出るおしっこを和式トイレの膨らみの底に向けて放ち、女性器から出るおしっこが和式トイレの最後部に落ちるように放尿すると良い。
洋式トイレの場合
洋式トイレの場合は、女性器からの放尿については問題がないが、ペニスを持ち上げるとほぼ確実にペニスからの放尿が便器の外に出てしまう問題がある。
ペニスをアーチ型になるように曲げて、ペニスから出るおしっこの狙いを洋式トイレの最も高い部分につけて、女性器からの放尿を若干後ろに飛ばすやり方が良いとされている。
野外の場合
野外放尿の場合は、便器の内側におしっこを飛ばさないといけないと言う制約が存在しないため、衣服や太ももを汚さないならばどのような体制で放尿してもいい。
しかしながら、男性用小便器で後ろを向いて放尿する体制だと、後ろから性器が丸見えとなってしまう問題がある。
やり手水の場合
女児をやり手水で放尿させる場合は、女性器から出るおしっこがペニスに直撃しやすい問題がある。
しかし、抱えあげる人間は両手がふさがってしまっているため、女児が自分の手でペニスを操作して、女性器からの放尿がペニスにかからず、ペニスからの放尿が服などを汚さずに便器に入るようにしなければいけない。
女児がこれを行うことが難しい場合は、抱えあげる人間が女児の放尿の前に、女児のペニスを適度に勃起させて、斜め前方に放尿させるという方法をとる必要がある。
この方法には副次的なメリットも存在し、幼児のころから放尿の際にはペニスは勃起させておくことを覚えさせることによって、成長した後に放尿の前の自慰行為をいとわなくなると言われている。