読みは「かかしねんぽう」
概要
東方projectの登場人物である姫海棠はたてが発行している新聞。
ダブルスポイラー以前は、はたてが現在持つカメラによる「カメラにキ-ワードを入れると、それにちなんだ写真が見つかる」という念写で撮った写真を元に記事を描いていた。
しかし、その為写真はどこかで見たものでしかなく、ネタ及び記事内容の新鮮さに欠け、人気が出なかった。
そこで、「記事は酷いが内容や写真に不思議な魅力がある」とはたて自身が感じていた文々。新聞の秘密を探る為、文に取材勝負を持ちかけ、紆余曲折の末、はたては自分でも直接取材に出るようになった。
東方求聞口授では、実際の花果子念報の記事を見る事が出来る。
稗田家の家で魔理沙を司会として行われていた、神奈子・白蓮・神子の宗教家三者会談に対し、殴り込んできた霊夢が「妖怪を正当化するな、妖怪の所業の証拠の記事を家に帰って集めてきた!」と、文々。新聞と共に彼女らに叩き付けた新聞の内数枚が花果子念報だったようだ。
つまり、はたてダブルスポイラー以降博麗神社にも新聞を届けるようになった、という事であろう。
特徴
誌面が縦書きの文々。新聞と異なり、ウェブニュースのように記事が横書きで書かれている。記事タイトルや見出しも、全て横書き。
また、見出しや記事タイトル・写真がドーンと大きく目立つように書かれている文々。新聞に対し、花果子念報は見出しもタイトルもこれまたウェブニュースのように定型の決まった大きさでそこまで目立たせてはおらず、写真も一定のサイズで小さめ。
ダブルスポイラー本編のはたてのセリフ・コメントに「記事内容に拘りがある」事を思わせるものが多かったが、実際の記事も、シメがやや投げやりになりがちな文々。新聞と比べると心なしか記事内容がしっかりしていて、話のシメもしっかり〆ていたりするかもしれない。
存在している記事は、ダブルスポイラー(123季(2009年)秋)よりも前の物ははたてと同じく妖怪の山に住む鍵山雛への記事(同123季 弥生(3月)の二)のみで、それ以外はダブルスポイラー以降の時期の記事だけとなっている。
口授掲載分は以下の通り。
・「インスタント雛人形が人気」(第百二十三季 弥生の二/取材対象:鍵山雛)
・「人知れず行われた大戦争」(第百二十五季 卯月の五/取材(?)対象:チルノ及び霧雨魔理沙)
・「燃えさかる火の玉から宇宙人?」(第百二十五季 師走の四/取材対象:封獣ぬえ)
・「羽衣婚活伝説」(第百二十六季 水無月の五/取材対象:永江衣玖)