概要
追加DLC第三弾『白王の冠』に登場するNPC。
凍てついたエス・ロイエスのボスである王の仔アーヴァを撃破した
先のステージ『主聖堂』の大階段上に鎮座する巫女の一人で、
エス・ロイエス攻略中にプレイヤーに話しかけてきた声の主でもある。
初めて来た時点では階段は氷に阻まれており、その姿を近くで見ることはできない。
その正体は『渇望』の使徒デュナシャンドラ、『憤怒』の使徒エレナ、
『孤独』の使徒ナドラと同じ闇の子の一人で、彼女は『恐怖』を象徴する存在だった。
本来彼女らにとって王とは己の目的を達成するための駒に過ぎなかったようだが、
彼女だけは寄る辺として選んだ白王に強い忠誠を示しており、
彼が『古き混沌』に身を投じた後もその意志を受け継ぎ、極寒の吹雪と氷で
混沌への道を封じることで、暴走の炎を鎮め続けていた。
プレイヤーが混沌へと向かう意志を見せれば、吹雪を止めてその道を開いてくれる。
炎に灼かれて正気を失った白王と、ロイエスの騎士たちの救済を願いながら・・・
そしてプレイヤーは彼女の願いと王の冠のため、エス・ロイエスに残された王の救済を待ち望む騎士達と共に、混沌へと挑んでいく・・・
DLCの最後を飾るボスに相応しい難易度になっており、初見では非常に厳しい戦いを強いられる。
だが彼女の助言に従い、プレイヤーを待つ騎士達をエス・ロイエスで開放することで、なんと彼等と共に混沌に挑むことができる。共闘してくれるロイエスの騎士達は能力も高く、円卓の騎士のように並んだ彼等と共に混沌へと飛び込む演出や、自分の身を呈してプレイヤーの力になってくれる演出も相まって初代ダークソウルのDLCに並ぶ、シリーズ屈指の熱い展開でのボス戦となる。
闇の子でありながら敵キャラにはあらず、攻撃しても一切敵対することはない。
そのまま遠距離攻撃などで射殺するか、古き混沌で手に入る『ロイエスのソウル』を
50個集めることで『沈黙のアルシュナのソウル』を入手できる。
(前者の方法は様々な手間を省けるが、ロイエスの騎士と白王の防具が手に入らなくなる)