概要
全てを力で破壊する「剛の拳」の代表的な技とも呼べる北斗神拳奥義の一つ。
かざした掌から圧縮した闘気を発し相手を攻撃する技で、相手によっては身体が粉微塵に吹き飛ぶほどの威力をみせている。
初出はラオウがケンシロウとの戦いの中で使用したが、無想転生によって回避されている。
その後もこれと似た技の描写が何度か登場しており、ラオウの代表的な技として定着している。
作品によっては技の構えや撃ち出す闘気の形などが微妙に異なるが、多くは『DRAGON BALL』のかめはめ波のようにレーザー状の発光体を放射する。
同じく闘気による攻撃をおこなう奥義にケンシロウの天破活殺があるが、こちらはあくまで「相手に触れずに秘孔を突く技」となっている。
ラオウ死後のブランカ国編では、かつてラオウの下に身を置き北斗神拳を盗んだ光帝バランがこの技を使用している。しかし、ケンシロウは彼の剛掌波を霧散してみせ、逆に彼に本物の北斗剛掌波を撃ち込んだ。
ただしケンシロウは両手を使っており、片手で本物の北斗剛掌波を使えるのはラオウの様な剛拳の使い手のみと思われる。