長野総合車両センター
ながのそうごうしゃりょうせんたー
しなの鉄道北しなの線に隣接するJR東日本の車両基地・車両工場。
JRグループの車両工場としては苗穂工場と並んで鋳物職場が残っている工場である。
鉄道博物館建設に伴い大宮総合車両センターで行っていた廃車車両の解体業務の移管を受けており、電車の墓場としても知られている。
配置車両
電車
211系
6両編成14本、3両編成36本が配置されている。全車両が幕張車両センター、高崎車両センター、田町車両センターからの転入車。
セミクロスシート車が6両編成に6本、3両編成に10本存在するほかはオールロングシート車。115系の後継として活躍中。
189系
6両編成1本が配置されている。主に平日の朝に塩尻-長野間に運転される快速「おはようライナー」に使用される。
115系
訓練車の3両編成1本が配置されている。元々は長野管内の普通列車の主力車両だったが、211系への置換により現在は訓練車が残るのみとなっている。
この訓練車編成、2003年8月にJR東海中央西線田立駅~南木曽駅間にある島田トンネルを走行中、車内で男が焼身自殺を起こし、中間車の車内の座席、床等を焼損している。以後営業運転に使うのはふさわしくないために訓練車になったといういわくつきの編成だったりする。
485系
6両編成1本が配置されている。ジョイフルトレイン「彩」で、交直流切換スイッチを直流側に固定しているため、番台区分は5000番台となる。
その見た目から「フリーザ様」という愛称がある。
クモユニ143
2両が配置されている。郵便・荷物車だが牽引車代用。
気動車
両運転台構造のキハ110形12両、片運転台構造のキハ111形・キハ112形2両編成3本が配置されている。
2両が観光列車「おいこっと」に改造され、土休日を中心に専用ダイヤで運行されている。
2両が配置されている。快速「リゾートビューふるさと」などの週末臨時列車やイベント列車として使用されるハイブリッド車。