「言っておくけど やるからには１番目指すよわたしは。」
人物像
ボーダー本部所属B級7位香取隊のオペレーター。16歳の高校生。
チームメイトからは「華（さん）」と呼ばれている。
ショートヘアの眼鏡っ子で、手袋を着用している。
クールな性格でチームのまとめ役のような存在だが、目の前で香取と若村が口論を始めても一段落するまで傍観しているなどドライな一面を持つ。
ちなみに、香取隊のメンバーでは唯一進学校に通っており、三輪隊の古寺と同じクラスである。
支援能力
香取隊の実質的な司令塔の役割を担っている。
他のチームのオペレーターに比べて並列処理の能力でやや劣るようだが、戦場全体を見渡しつつ相手がどう動くかを予測し、香取達に的確な指示を送る。
パラメーター
| トリオン | 機器操作 | 情報分析 | 並列処理 | 戦術 | 指揮 | トータル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 8 | 7 | 5 | 7 | 7 | 34 |
※オペレーターのパラメーター合計にトリオン能力は含まれない
※以下、単行本未収録につきネタバレ注意
過去
香取とは家が隣同士の幼馴染。
香取家はアットホームな雰囲気だったのに対し、染井家は父親が気むずかしく、一時期は華の勉強の邪魔になるからともう関わるなと葉子達に言ってきた。これに対して香取家は葉子の兄と葉子の部屋を入れ替え、元兄の部屋を家族でリフォームして窓を開け、華の部屋と近くし、交流を保った。
そして４年半前の第一次侵攻時、潰れた香取家から華は葉子を引っ張り上げる。
だが、この時点で家もそうだが、家族もなくし、(当時小６)、自身も両手に大怪我を負った(右手は親指以外の爪が全て剥がれる、割れるetc。左手の描写はなかったが、病室で包帯が巻かれている場面がある)。自身の家族より香取の救出を優先した理由を本人に問われた際、彼女の家の屋根の方が軽そうだったので、「助かる可能性が高かった方を選んだ」と答えている。だが怪我の具合から、自身の家族の救出を先に試みたが断念した可能性も否定できない。
