- デッドプールの英語表記。
- 彼を主役とした2016年公開のアメリカのスーパーヒーロー・コメディ映画。本項で説明。
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概要
マーベルコミック原作の「X-MEN」シリーズのスピンオフで、異色のヒーロー?デッドプールを主役に、己の復讐に突き進み、愛する女性との幸せを取り戻すべく大暴走を繰り広げるさまを、掟破りのパロディネタを織り交ぜつつ、過激なバイオレンス描写と下ネタジョーク満載に描くスーパーヒーロー・コメディ映画。R15+。
アメリカでは2016年2月12日公開。日本は同年6月1日に公開された。
エンドロール後にも続きがあるので注意。
ストーリー
タクシーに乗って目的地へ急ぐ、全身赤いコスチュームに身を包んだ男“デッドプール”。
到着したのはハイウェイの上。デッドプールは、そこで宿敵への復讐を果たそうとしていた……。
そこからさかのぼること2年前。
ウェイド・ウィルソンは、かつて特殊部隊の有能な傭兵だったが、第一線を引退。好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐという、ヒーロー気取りの生活をしていた。
そんなウェイドが一夜の相手として知り合ったのが、娼婦のヴァネッサ。最初のベッドインがあまりに“完璧”だったため、彼らは一年間の同居を経て、結婚を決意する。
しかしその矢先、末期ガンで余命わずかと診断されてしまう。
そこでウェイドはヴァネッサのために、ある男に紹介された怪しげな治療に最後の望みを託すが、
それは被験者を無敵の戦闘マシンに改造し、超人奴隷としてオークションで売り飛ばすことが目的恐ろしい人体実験施設だった。
施設長であるエイジャックスは自らも無敵の肉体を手に入れており、ウェイドにさまざまな実験を課して、彼を改造していく。実行された実験で不死身の肉体を手にしたウェイドだったが、その代償として全身の皮膚がただれた醜い姿となってしまう。そして怒りが収まらない彼は、エイジャックスと激しく戦った末に施設から逃亡する。
愛するヴァネッサに会うことも出来きず、マスクを被って“デッドプール”として生きることを余儀なくされたウェイド。
元の肉体に戻してもらい、もう一度、ヴァネッサと幸せな生活を送りたい……。
こうして、自分を騙した組織とエイジャックスへの復讐に執念を燃やし、エイジャックスへの手がかりを見つけては、次々とその場で敵を倒していくのだった。
登場人物
俳優 | 日本語吹替 | ||
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ウェイド・ウィルソン/デッドプール | ライアン・レイノルズ | 加瀬康之 | 主人公。ウェポンXプログラムで不死身になったが、全身の皮膚がただれた姿になってしまった元傭兵の男。醜い姿を治してもらう(そして殺す)ためフランシスを探す。 |
フランシス・フリーマン / エイジャックス | エド・スクライン|浜田賢二 | ウェポンXプログラムを指揮するマッドサイエンティスト。 | |
ヴァネッサ | モリーナ・バッカリン | 林真里花 | ウェイドの恋人、生涯添い遂げることを誓い合った仲。 |
ウィーゼル | T・J・ミラー | 佐藤せつじ | バーの店主で、ウェイドの友人。 |
エンジェル・ダスト | ジーナ・カラーノ | 行成とあ | フランシスの助手で、怪力などを発揮する女ミュータント。 |
コロッサス | ステファン・カピチッチ | 木村雅史 | X-MENのメンバー、頑強な身体を持つミュータント。 |
ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド | ブリアナ・ヒルデブランド | 嶋村侑 | X-MEN訓練生の若いミュータント。 |
ブラインド・アル | レスリー・アガムズ | [[]] | 盲目の老婆。コカイン中毒者。 |
ドーピンダー | 影平隆一 | タクシーの運転手。 |
外部リンク
公式サイト(※音量注意)