ガンデンポタン
がんでんぽた
ガンデンポタンとは、ダライ・ラマ法王を長とするチベット国の政府である。現在は亡命政府。
概要
ダライ・ラマ法王を長とし、チベット国の首都ラサを本拠として1642年に成立したチベットの政府であり、デプン寺のダライ・ラマ5世の元に集ったチベット民族により、1637年から1642年にかけてチベット全域を平定されたことで、その統治機関として発足した。
しかし、現在はPRC(中華人民共和国)の侵略(チベット動乱)を受け、故郷はチベット自治区として奪われたままの状態であり、現地残されたチベット人たちは民族浄化のもと虐殺や拷問など酷い迫害を受けており、しかも中国共産党はそれらを隠蔽している。
現在、ガンデンポタンはインドに保護されており、インドのヒマーチャル・プラデーシュ州の都市ダラムシャーラーにあるダラムサラに根拠地を置き、『チベット亡命政府』として祖国奪還のための活動を展開している。