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概要

形式番号GAT-01A2R。105ダガーを改修し、性能向上を図った機体。第81独立機動群「ファントムペイン」の主力機として配備された。正式名は「105スローターダガー」だが、通常は単に「スローターダガー」と省略呼びされる。配備された部隊の性質上、機体色はカモフラージュ効果を高めるために黒を基本とし、背部には飛行可能なエールストライカーを標準装備している。ラミネート装甲も健在だが、『SEED DESTINY』の時代になって大幅に向上したビームの出力にはほとんど対応出来ておらず、実質無用の長物と化している。

同時代、105ダガーと同等の性能を持ちながら、製造コストはそれを下回るダガーLが主力として採用されて久しく、本来のストライクの正規量産機であったはずの105ダガーの出る幕はなかった。しかし、その優秀な基本性能をを埋もれさせることを惜しんだ当時の連合軍により、非正規部隊の主力機として改修・再利用されたのが本機である。

なお、『スローター』とは「虐殺』『殺戮』『屠殺』といった意味であり、実際にアニメの劇中で、難民キャンプの住民達を脚部に内蔵している対人用機銃で無差別攻撃する描写がある。

バリエーション機

コミック版『Δ ASTRAY』にて、オーブ軍所属のパイロットによるマーシャン追撃部隊にて登場。

105スローターダガー(I.W.S.P.装備)

パイロットはワイド・ラビ・ナダガ

105スローターダガー(エールストライカー装備)

パイロットはファンフェルト・リア・リンゼイ

105スローターダガー(ランチャーストライカー装備)

パイロットはサース・セム・イーリア

105スローターダガー(ソードストライカー装備)

ホースキン・ジラ・サカト

105スローターダガー(ライトニングストライカー装備)

パイロットはガルド・デル・ホクハ

関連タグ

機動戦士ガンダムSEEDC.E.73STARGAZER 105ダガー ストライクダガー ダガーL

ジム・クゥエル……黒い量産機かつ似た目的で使用されていた機体。

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