概要
特務粛清部隊「スレイヴ・レイス」の隊長、トラヴィス・カークランド中尉の乗機。
本来は別部隊に配備される予定だったらしいのだが、作中でオペレーター、ドリス・ブラント曹長の書類偽造によって同部隊に編入。
本機は陸戦型ガンダムをベースに、センサー・光学カメラ・通信機器など通信・光学観測システム面を強化。
同時に高出力ランドセルへの換装による機動力強化や、試作途中の爆発反応装甲「ウェラブル・アーマー」を両肩に装備するなど、装備試験用としての趣が強い機体である。
その為か、ジム・スナイパーカスタムの頭部センサー、ジム改のバックパック、ジム・ストライカーの両肩を追加したキメラ的なMSでもある。
主なバリエーション機
- フルアーマー・スレイヴ・レイス
スレイヴ・レイスの全面改修機。両肩だけだったウェラブル・アーマーを機体各所に装着し、実弾に対する防御性能を上げ、同時に火力も強化。
バックパックを陸戦型ガンダムのものに差し戻すと同時に、ウェポンラックに弾倉と機動力補填用のスラスターを追加。
その左には陸戦型ガンダムが装備していたミサイルランチャーを、右にはグフ・カスタムから鹵獲したガトリングを装備。
この複合兵装ラックをWR仕様のラックと同じ原理で背部に保持している。
機動戦士ガンダムバトルオペレーション
「うーん。なかなかのハンサム顔、ほれぼれするねぇ」
キャンペーン限定配布機体として登場。
偽装工作機(ゲム・カモフ、ジム・ナイトシーカーと同じ)として機能しているが、本機はその中でもアンチステルス(ジオンだとアクト・ザク&ザク・デザートタイプ)、支援機にとって重要なスキル、観測情報連結(ジオン側の汎用機だとゲルググJが所持)を有している為、支援機の代わりに編成したり、連結を持たない一部の支援機のサポートという選択肢も可能。同時にステルス機を封殺する事も出来る。
パワード・ジムと比較して火力面は劣るが、手数とリスポーンタイム、装甲値はこちらの方が優秀。