人物像
デュエルアカデミアの筆記試験を一位で通過し、在学中もラーイエローで首席を取る程の秀才。また、運動神経も抜群の優等生である。だが、ストーリーが進むにつれて、自己顕示欲が強く打たれ弱い精神面の脆さが際立ち、1年目の中盤以降は本来の実力を出し切れずにいる。
デッキ構成は多種多様だが、その中でもウォータードラゴンをはじめとした水属性モンスターを愛用している。「疾こと風の如く、徐かなること水の如く、侵掠すること炎の如く、知りがたきこと闇の如く、動かざること地の如く、動くこと光の如し」の性質を持つらしい、
風・水・炎・闇・地・光の6つの属性のデッキを持っているが、劇中で使用したのは万丈目準戦で使った水属性デッキ、セブンスターズ編のタニヤ戦で使った磁石の戦士デッキ=地属性デッキの2つのみである。
決闘の戦術構想の際に、壁やカードに無数の数式を書く癖がある。
1年目
持ち前のリーダーシップで、感情的になりがちな遊城十代達のストッパー役として活躍。ブルー寮所属の万丈目準に勝利し、彼を学園から退学させたこともあった。対遊城十代戦のために6つの属性デッキを試作し、さらにその発展形として7つ目の融合封じデッキを作成、十代と決闘をするも惜敗している。
セブンスターズ編では、刺客の一人タニヤと決闘をして敗北。彼女に見初められて婿入りするが、すぐに飽きられ僅か一日で解放されている。しかし、三沢の方には未練があったようでタバスコをジュースの様に飲んでしまうなど重度の恋煩いを起こしていた。この時使用したデッキは、磁力の戦士を軸に構成された磁石デッキであり、このデッキは2年目の万丈目戦でも使用している。
2年目
学園中が光の結社に洗脳されていく中、多くの学生たちが自分の強さを認めてくれず思い悩むようになる。その後、斎王に洗脳されていた万丈目と決闘を行い、勝てる決闘を放棄してまで光の結社の傘下に入る。しかし光の結社に入って尚、己の実力を周囲に認めさせる事は出来なかった。
そんな時、十代とツバインシュタイン博士のデュエルを見た三沢は、論理と直感を複合した新たなデュエル統一理論を完成させるという新たな目標に目覚め、下着を含むすべての衣服を脱ぎ捨て、十代と戦うことなく光の結社と決別。ツバインシュタイン博士の元へ入り助手となる。
これが空気王伝説の始まりである。
3年目
ツバインシュタイン博士と行った量子力学の実験事故により、異世界に飛ばされ放浪していた所を十代達に助けられる。元の世界に戻る方法を模索し、異世界の発電施設から現実世界にいるツバインシュタイン博士の通信をキャッチすることに成功する。また「レインボー・ドラゴン」が転送された後、会話の中で「三幻魔とレインボー・ドラゴンを衝突させる」という結論を出すなど異世界からの脱出に貢献した。
現実世界に戻った後はツバインシュタイン博士と共に異世界について調査。次元の歪みを発見すると、更なる異世界へ向かった。そこでタニヤと再会し、情報収集に専念するため一行から離脱。その後ユベルの目的が12の次元を一つに統一することにあることを伝えるために合流し、気弱となっていた十代に喝を入れ「いい加減にしろ!!覇王という一面をコントロールしてこそ、正義は実現できる!!」と助言した。
そして、丸藤亮の最後の輝きを見届ける。それからは自分を必要としてくれている人々の期待に答えるために自ら異世界に残ることを選んだ。その為、それ以降の登場は無い。
デュエルこそ無いものの、その高い頭脳によりサポート役として活躍しており、十代たちの中で誰よりも早く自立した。