ふッ、よりによって俺か……
俺の屍を越えてゆけ
比較的序盤に交神が可能な風の男神。奉納点:1048(PS版)、2005(PSP版初期)
神様総選挙第2位。
「やた(八咫烏)」と背中の黒い翼から分かるように烏の神。言の葉を運ぶ南風を司る渡来神。
「くろはえ(黒南風)」は梅雨の初めに吹く南風のことである。
最初は鬼になっている神で、「九重楼」で「カラス天狗」になっている。
「カラス天狗」を32匹倒してしまうと解放されてしまうため、経験値を稼いでいる人は注意。
その他の解放条件に
- パーティ内の誰かが「蠅斬り」を装備している
- パーティ内の誰かが「宝弓ヤタ烏」を装備している
- パーティ内の誰かが「熊野ノ小手」を装備している
- パーティ内の誰かが「呪われたアイテム」を装備している
- パーティ内に「羽黒ノお小夜」の子供がいる
がある。
特に最後の条件は満たしやすいのでこちらも注意すること。
非常に優秀な遺伝子をお持ち。
同じくらいの奉納点の神様たちと比べるとよくわかるが、心・技・体の全てにおいて穴となる低い能力の遺伝子が父方、母方ともにほとんどなく、とくに風系遺伝子は全く穴無し。
「火属性の神様と交神したのに、火の遺伝子がほとんど遺伝しなかった」などという事故が起こらず、彼と二世代ほど交神を重ねると、弱点がほとんどないバランスのいい子孫が出来上がる。
ぶっちゃけ奉納点5000近い神様との子とも十分以上に張り合える子になるため、序盤の女性子孫は彼一択でいいほど。
チートな神様と言っても過言ではない。ただし遺伝情報一致による短命化には注意。
まあ、使う人はほとんどいないと思うが。
PSPリメイク版では流石に調整が入り、能力が控えめになり必要奉納点がほぼ2倍になった。
当然といえば当然だが。
その性能とイケメンな見た目、小説版での活躍などから非常に人気が高い神様の一柱であり、彼の子孫は非常に多いと思われる。
俺の屍を越えてゆけ―呪われし姉弟の輪舞―での活躍
小説版では、南から来た渡来神という設定。昇天したばかりの太照天昼子の天界への案内役を買ってでた。干渉派や保守派等のどこの派閥にも属さず、一目置かれる存在だったらしい。太照天夕子に朱点童子の力を探るため斥候を命じられ、黄川人に朱の首輪をつけられた。
俺の屍を越えてゆけ2
CV:立花慎之介
1と比べ髪や服が全体的に黒色になった。
「俺の屍を越えてゆけ2」のアニメPVやOPにも登場しているあたり、その人気が伺える。2では重要人物なのかもしれない。
と期待されていたが・・・
あ~ぁ、よりによって俺かよ・・・
憐れ、夜鳥子親衛隊の一人にされてしまった。
元々は神ではなく夜鳥子の式神の一体で、晴明から天界に送り込まれたいわばスパイという、わけのわからない設定になった。しかも中盤、夜鳥子に吸収されゲームから退場する。
これは本当の意味での退場であり、二度と彼と交神することはできず、交神リストも真っ黒になり、プレイヤーが彼の姿を拝むことは二度とない。
神様総選挙第2位の彼も、夜鳥子だけの為にこのゲームを作った桝田省治にかかればこの扱いである。